今日の禅語
拈華美笑
~ねんげみしょう~
言葉を使わずお互いが理解しあうこと。
心から心へ伝わる微妙な境地・感覚のたとえ。
花を手でつまむことを「拈華」といいます。
花を手でつまみ、微笑む。
なんて優雅な光景でしょう。
大切な何かを伝える時に、言葉を探し、
熱弁を揮うかわりに、拈華微笑して
その花を相手に静かに差し出す。
これだけで伝わる「何か」があります。
この言葉は、花そのものに意味があるということでは
ありません。
相手の心に伝えたいことは、
むしろ言葉で伝えることのできないものが
あるということです。
手に持った一輪の花と微笑み、
それだけで伝達できるものがあるはずです。
無言の中に伝わるものがある。
暗黙知。
「目は口ほどにものをいい」と言いますが、
心の目は真実を語るのです。
饒舌より伝わる拈華微笑。
微笑は愛も伝えます。
笑顔は世界をも変えるかもしれませんね。