ちゅうたのぼくのおと -17ページ目

◆高橋歩/夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。 -11・01-◆

夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。/高橋歩
¥1,470
Amazon.co.jp

語録集というものを初めて読んだが、内容はもとより写真をふんだんに使った大胆なその構成から著者はかなり破天荒な人物だと思った。

内容はとにかくシンプルに考えて思い切って行動するという、単純だけどそれがもっとも大事な事を改めて突きつけられた。

難しく考えすぎる傾向のある私にとってはこんがらかった思考回路を一旦リセットして原点回帰させてくれた興味深い一冊となった。






□柴田トヨ/くじけないで -10・11-□

くじけないで/柴田 トヨ
¥1,000
Amazon.co.jp

普段詩集といった部類の本はあまり読まないので初めは詩の文体についてどう読むか戸惑った。

しかし読み進めていく内にそのシンプルだけど優しい文体、そして98年間人生を歩んだ中での重みのある言葉はそれまで抱いていた詩というものの先入観を改めさせられた。

心に沁みいり素直にさせる本で、今後何かに迷ったときにもう一度読みたい一冊だと思った。


◆勝間和代/自分をデフレ化しない方法 -10・10-◆

自分をデフレ化しない方法 (文春新書)/勝間 和代
¥840
Amazon.co.jp

現在日本経済を覆っているデフレについて個人に出来る事、社会に求める事を経済評論家である著者が提言した一冊。

正直、個人で出来る事については家計の見直しやスキルアップの為の投資など既に他の著書等でも見られるものも多く、またデフレというマクロな経済問題について個人に出来る具体的な経済対策は限られるという印象を受けた。

しかし現在デフレに至った状況とそれに対する政府・日銀の誤った政策については日頃TVなどに取り上げられることが少ないので参考になった。特に日銀のこの20年の金融政策は如何に的外れなものが多く、無能というよりワザとデフレ不況に誘導したのかと思われるかと勘繰りたくなるものも多かった。

個人一人ひとりに出来ることは生活防衛は元より、政府・マスコミのミスリードに惑わされず正しい知識を身に付ける事だと思った。


◆金美齢/金美齢の「老後は人生の総決算」です! -09.00-◆

金美齢の「老後は人生の総決算」です!/金 美齢
¥1,400
Amazon.co.jp

TVなどで有名なコメンテーターである著者による老後に対しての人生訓。

老後というテーマを取り上げると一般的には年金・介護といった方面に行きがちでどうしても暗くなりがちだが、家族や周りに頼りすぎず明るく楽しく老後を暮らそうという考えは賛同できる。これからの高齢者は社会から一方的に福祉を受けるだけでなく、可能な範囲でもいいから働いたりボランティアに参加したりして社会に貢献するという生き方は本人だけでなく家族や社会の為にもなると言えるだろう。

ただ、やはり成功して余裕ある老後を送っている立場からの目線で書かれている傾向があり、そうでない人が増えつつある現在の高齢者にも目を配る気配りがあったらもっと良かったと思う。

◆前田和彦/5年後にお金持ちになる資産運用(改訂版) -09.00-◆

現役プライベート・バンカーの5年後にお金持ちになる資産運用(改訂版)/前田和彦
¥1,575
Amazon.co.jp

現役プライベート・バンカーによる資産運用という触れ込みで紹介されているが、そもそもこの職業が富裕層を対象としているので普通の人には当てはまらないケースが多くて今ひとつピンとこなかった。

印象に残った点は『不動産を持たない』と『外貨建てMMFに分散投資』の二点であるが、要は何かあったら素早く資金を回収して持って国外に逃げろということが言いたいのだろう。

海外移住を予定している人ならともかくそれ以外の人は参考にできることは少ないが、分散投資というものは基本的に今ある資産を増やすという攻めの運用というより、少しでも減らさないといういわば守りの運用であるということはこの本で良くわかった。

◆前田和彦/日経平均3000円でも資産が守れる方法 -09.00-◆

プライベートバンカーが書いた!日経平均3000円でも資産が守れる方法/前田和彦
¥1,575
Amazon.co.jp

『日経3000円』、このインパクトのある言葉に象徴されるように超円高やデノミ断行そして大企業・富裕層の国外脱出による日本没落という最悪のシナリオが最初から最後までずっと書かれている。

正直最悪のシナリオを想定しているというよりセンセーショナルな事を網羅しているので不安や動揺を煽っているように思う。

この状況の打開策の資産防衛についても金を中心とした現物資産に投資とか教育に力を入れるとかありきたりな事で、現役プライベートバンカーと名乗るならせめて同様な内容でも一味利かせたコメントがあれば良かった。

◆和田秀樹/富裕層が日本をダメにした! -10.03-◆

富裕層が日本をダメにした! 「金持ちの嘘」に騙されるな (宝島社新書)/和田 秀樹
¥700
Amazon.co.jp

医療・教育問題で数々の書籍がある著者が現在のいわゆる格差問題について著した一冊。格差問題を題材とした書籍は数あるが精神科医である著者独自の視点、例えば人は達成困難な高い目標より実現可能な現実的な目標の方がモチベーションが挙がりやすいといった箇所などはまさに著者ならではで面白いと思った。

また'50~'60年代に最高水準の自動車や家電を作っていたアメリカが'80年代以降に自由経済を導入したことで低品質化・低価格化が進み却って競争力が落ちたという降りは現在の日本にまさに当てはまると感じた。

著者が言いたいのは一部のエリート層に引っ張ってもらうより、中間層を中心とした国民全体を底上げするほうが日本再生にはより良い事ということだろう。そのためには富裕層もその地位に相応しい『徳』を身につけると同時に、中流・下流層の人間もこういったウソに騙されないような『知』を身につけないといけないと思った。

◆新品◆小倉広/33歳からのリーダーのルール -10.09-

33歳からのリーダーのルール (アスカビジネス)/小倉 広
¥1,470
Amazon.co.jp

前著である『33歳からの仕事のルール』から更にリーダーという役割に特化して書かれた一冊。

30代というリーダーに成りたてである年代に向けて書かれているが、リーダーというのは一番最初の項目に書かれている『リーダーとは他人を通じて事を為す人である』、この言葉に尽きると思う。

プレイヤーは自分と仕事のことだけを考えていれば良いが、リーダーは自分の考えやビジョンを部下に伝えて動かさないといけない、それにはただ話すだけではダメで重要なのは部下に信用してもらう為に如何に部下と信頼を築けるかであるということが本書を読んで改めて分かった。

この本はリーダーに就いてる人やこれから成ろうとする人はもちろん、部下の人もリーダーの立場や考えを知る上で是非読んでほしいと思う。


◆小倉広/33歳からの仕事のルール -10.07-◆

33歳からの仕事のルール (アスカビジネス)/小倉 広
¥1,470
Amazon.co.jp

前著である『33歳からのルール』の続編で、今回は題名通り仕事についての事を中心としたアドバイスやルールを100項目に渡って展開。上司・部下との人間関係や企画の作り方・会議の進め方など著者の経験を踏まえて細かく書かれている。

この中で一番印象に残ったのは『緊急でない重要事項』、これは前著にも出ていたが今回はもっと深く掘り下げている。この事項は直接仕事に関係ないものや直ぐに成果の出ないものも多いが、これの積み重ねが将来を左右し、またこの積み重ねを支えるのは将来へのビジョン(目標)である。そして30代前半は自分のビジョンを決定する締め切りの年代とあったのは今更ながら将来について直視させられた。

この本は人生の何割かを占める仕事について、そして将来について正面から向かい合う気にさせられた。



◆小倉広/あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール -10.05-◆

あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール (アスカビジネス)/小倉 広
¥1,470
Amazon.co.jp

30歳を過ぎてからの仕事、家族、金銭、生活そしてこれからの将来について著者の実際の体験を踏まえてのアドバイスが100項目ほど書かれている。

もちろん中には自分には当てはまらないものや関係ないものもあったが実生活の上で参考になるものも多かった。その中で一番印象に残ったのは『緊急でない重要事項』、これはキャリアを磨く為の勉強や教養を深める為の時間でいつも頭では大切と分かっているのだが他の事に追われて結局後回しになりがちであること。そこに「いつか後でやるは一生実現しない」という言葉が出てこれにはハッとさせられた。

現時点では為した事はあまりにも少ないがこれまでの事を見直し、そしてこれからの事を決める時にこの本に書かれたアドバイスやルールを思い出して参考にするのは良いかもしれない。