前世物語「仲直りの約束」昨日の続きです。
サーヴの言葉に二人の反応は意外なものでした。
*****************************************************
「仲直り~🎵」「仲直り~🎵」「仲直り~🎵」
おや~、何故か二人で手を繋いで踊りながら
歌い出したよ。
「カヤ~と一緒に仲直り~🎵」
「ユウ~と一緒に仲直り~🎵」
踊りながらユウが聞いてきた。
「ねぇサーヴ、仲直りってよくわからないけど
喧嘩をすると仲直りもできるんだよね。」
そうだよと答えるとユウはカヤにこう言った。
「カヤ、人間界に行っても、絶対カヤを見つけるからね‼」
「うん‼ 私もユウに出会ったら絶対にユウの事思い出すからね‼」
「「だから一緒に喧嘩して仲直りしようね」」
「「きゃははは~🎵」」
この二人には、もう何も教えることはないようだ。
おやっ カヤの身体が光り始めたね。
どうやらカヤの方が先に人間界に行くようだ。
ユウは光輝くカヤの耳元で何か囁いている。
それを聞いたカヤは嬉しそうに笑っているね。
手を繋いで見つめ合う二人には、もう言葉は必要ないみたいだ。
光の粒だけを残してカヤの身体が全て消えてしまった。
カヤがいなくなった場所にずっと、ずっと、ユウは佇み続けた。
いつまでも、ずっと、ずっと。
そしてユウも、地上に降りていった。
*************************************
「きゃははは~」「うぉぉぉ~」
「何これ~」「面白いね~」
今日も、人間界に初めて降りる天使達は賑やかだな。
「あっ サーヴだぁ~」
「ねえサーヴ、あの人間達は何をしてるの?」
何か気になる事があったのかな?
私は、地上を映す雲の鏡を覗いてみた。
するとそこには懐かしい二人が映っていた。
「ユウなんて、もう知らん~なんでそんな
しょーもない事で怒るんよ。」
「しょーもない事して、怒らすんはカヤの方やろ~」
あぁ、あの二人はちゃんと人間界で巡り会えたんだ。
そして喧嘩して遊べてるんだね。
「あれは、喧嘩というんだ。自分の意見と違うことで、
どちらが正しいか意見を言い合ってるんだ。」
「へぇ~喧嘩っていうんだ~」
「凄く楽しそうだね~」
「あんなに声を張り上げて叫んでるよ」
「でも、あれっ なんかちょっと変わって来たね。」
「ほんとだ~男の子が女の子のホッペにチュッってしたら、
女の子が大人しくなったね」
「ほんとだ~チュッってしたら、女の子が男の子に抱きついたよ~」
「あれっ、喧嘩終わっちゃったよ~」
「なんで喧嘩終わっちゃったの?」
「あれは仲直りって言うものなんだ。喧嘩した後は、
仲直りをするんだよ。
彼らは、生まれ変わる前に仲直りの約束をして、
人間界にいったんだ。」
「ちゃんとここで、仲直りの約束を
しておかないと、地上に行って喧嘩しても
一緒にいれなくなるからね。」
「うんっ、わかった~ 仲直りの約束を決めようよ~」
「どんな、約束にしようか~」
二人は仲直りの約束を決めたようだ。
そして、人間界に降りていった。
そして、お互いを見つけ合い、
仲直りの約束を果たすんだ。
カヤとユウのように。
end
********************************
なんとか、書き上げました~(*≧∇≦)ノ
明日にでも、この前世物語「仲直りも約束」の
後書きと補足説明させてもらいますね。
最後まで読んで下さってありがとうございます🎵