こんにちは。横山光昭です。
結婚、出産の年齢が遅くなる晩婚晩産の方が多く、定年年齢を迎えるころにお子さんが中学生や高校生だという方も多くなっています。これから受験を控えていたり、そもそも通いたい学校が私立などお金がかかる学校だったりし、労働収入は縮小傾向にあるのに、まだまだ教育費が必要である状況です。
そのため、完全に退職するというのではなく、再雇用など、労働収入を得ることを選択する人も多いのですが、この「教育費」の問題は、ご自身の「老後資金」の問題に直結します。
「老後資金が十分ではない」と家計相談に来られる方の中には、かなりの割合で「教育費」に、今現在、もしくはこれまでの生活の中で、お金をかけてきたという人がいらっしゃいます。
収入的には支払える状況にあったがために、自分たちの老後を考えず、子どものためにお金を使ってきた、もしくは現在使っているのでしょう。
この様子を見ていると、老後資金と教育費は、綱引きの状態にあると、いつも思います。教育費に大きく引っ張られるがゆえに、老後資金が引きずられるのです。
こういう前例が多いことから、今まさに教育費を頑張っておられる方には、併せて老後資金作りも意識してほしいと思います。それが、お子さんに迷惑をかけることがなく、また、ご自身が望む老後を手に入れるための方法です。
収入が減る時期に焦り始めても、思うようにうまくいかない場合もあります。
教育費は、大学生になればお子さんと相談することも可能になります。全部親が被ると考えず、柔軟に考え、老後資金を確保していきましょう。
教育費を全額負担すると考えている方は、老後資金も併せて作っていくようなやりくりを検討しなくてはなりません。

