こんにちは。横山光昭です。
老後が気になる年齢の私ですが、今は随分と若い人も、老後を意識されています。うちの娘たち(20代)も、「老後資金って・・・」なんて話題にするくらいですから、老後をいかに生きるかは、今を生きる者の課題であることは間違いないようです。
年金改正の話が出るようになってから、「WPP」という考え方が言われるようになりました。
働けるうちはできるだけ長く働き( W ork longer)、私的年金( P rivate pensions)で中継ぎをし、切り札として公的年金( P ublic pensions)を用いる。これらの頭文字を取って「WPP」です。
年金学会の偉い人たちが言い始めた、なんて聞いたりしますが、これってとても大切な考え方だなと共感します。
こういう理論的なものが言われ始める前から、家計を見る私たちは、「老後はできるだけ長く働いて、年金は繰り下げて増やして受け取るようにして、年金受給を始めるまで、今まで作った老後資金でなんとか暮らす。その老後資金作りが大切だ」というようなことを声を大にしてお伝えしてきました。それがスッキリまとまって、ものすごく腑に落ちたのです。
年金は、今年の春から75歳まで繰り下げられるようになりました。1ヶ月繰り下げるごとに0.7%ずつ増えていきますから、70歳まで繰り下げれば42%、75歳までなら84%も受け取る年金額を増やせるのです。基礎年金と厚生年金を合わせ月に16万円の年金を受給できる人が70歳まで繰り下げれば、月の受給額は22.72万円、75歳までなら29.44万円の受給額になるのですから、繰り下げの効果というのは凄いものです。しかも、命ある限りもらえます。
この恩恵を受けるには、仕事を退職、もしくは減らした後、生活費を補える資金がなくてはいけません。そのためには、貯金もいいけれど、今は増えない。ならば投資をしたほうが効率がいいですね、ってことで、iDeCoはもちろん、つみたてNISAなど、長期間取り組めば、ほとんどの場合に効果を得られる投資をお奨めしているのです。
家計を改善しよう、資産を作ろうと考えている方、こういうことも頭の片隅に置いて取り組んでいただけたら、と思います。
では、今日はこの辺で

