「その服いつ買ったの?」
めったに服を買わない旦那が、たまに見たことない服を着ている時があります。
「買ってないよ、雨にぬれたから着替えを借りたの。」
またある時は、家に見知らぬカバン。来客かな?と思ったら旦那が使っていました。
「荷物が増えたから、友達にカバン借りたの。」
借りた借りたと言っているけど、一向に返す気配のない旦那。
ある日、買ったばかりの旦那のサングラスがないことに気づきました。
「あのサングラスどこ行ったの?」
「友達に貸したよ~」
聞くと、友達は車で10時間かかる地元へ帰ったそうです。
「それいつ返してもらうの?」
「わからないけど、別に返ってこなくてもいいよ。」
そして、旦那が他人から借りた服やカバンも結局返さないそうです。
「別にこのくらい返さなくても大丈夫だよ。」(決して旦那は悪い人間ではありません)
日本人だったらありえない感覚。いわゆる借りパクってやつですね。
「モノはそんなに大事じゃないよ」モノに執着しないということだそうです。
仏教の国ミャンマー。お坊さんとして出家すると、持たざることが善とされます。
生きていくための最低限のモノしか持ちません。モノを持つということは所有欲によるもの。欲に支配されないために、モノも持たない。
旦那が貸した(たぶんもう返っては来ない)サングラスは私が選んであげたもの。
あれかっこ良かったのにな~。そうやってモノに執着していると、モノがなくなった時に心が不幸せになるってことね。
持たざる善。持たざる幸せ。日本で流行のミニマリストと同じような感覚が、ミャンマーの仏教思想にもあるように感じました。
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