まみーです。

 

 

 

夫が咲かせた花たち

 

 

 

 三男はこの春から大学生となり、めっちゃ楽しそうです。


ええ、ほとんど家にいません(笑)

 

友達のところに泊まることが多く、そんな三男に対し、夫は過剰な心配症なので、超絶ウザいです。

最初のときなんて、パニック状態かと思うほど、ヒステリックに叫び散らす夫。

 

そういうときは、相手にせず、さっさとその場を立ち去ることが得策。

 

そんな日々を経て、最近はようやく夫も慣れてきたのか、すこしおとなしくなってきたかも(笑)

 

 

 

 

不登校息子と母の記録①

 

 

そう、思えばその一本の電話から私と息子の数年間に及ぶ葛藤と格闘が始まったのだ。
 

その日も仕事から戻り急いで晩ごはんの支度を始めようと、朝から流しに置きっぱなしの食器を洗い始めたときだった。

それは中学校へ通う長男のクラス担任からの電話で、息子がもう三日も学校を休んでいるという。
 

「え?息子は学校を休んでるんですか?
おとといも昨日も私より遅く帰ってきましたよ、カバンをさげて。
今日もまだ帰ってきてません。
てっきり学校に行ってるものとばかり思ってましたが…」
 

こんなことは初めてだった。
軟式野球部に所属してファーストを守っていたし、入部した一年生の頃は監督の教頭先生にスジがいいと褒められたとか言っていたし。

部活して帰ってきてたんじゃないの?
え?どういうことなんだ?
学校休んでどこに行ってるんだ?
弁当もかっらぽだし、食べて帰ってきてるよね?
なんかいろんなことがグルグルと頭を駆け巡っているところに、息子が帰ってきた。
 

「あんた、学校行ってないん?」
 

きつい口調で問いかける私。
たしか息子は「うん」と言ったように覚えてるが。
 

でも、そのときの私はあまり深刻に考えてなかった。

誰だって学校に行きたくないこともあるし、親にバレたのだから数日も休めば気が済んで、また行き始めるだろうとノンキに考えていた。

それが9月28日ごろだったかな。
 

ところが、一週間経っても二週間経っても息子は学校に行く気配がなかった。

私が仕事に出かけた後に息子たちは学校に行くのが日常だった。
「今日は学校に行きなさいよ」
毎日そう声をかけて出かけるが、家に帰ると息子は学校を休んで、布団に寝ている。

1か月くらい経ったころから私がイライラし始めてきた。

「なんで学校に行かんの??」
「たいがいにしてよ」
 

何を言っても何も言わないし、全然学校に行こうとしない。
 

そうこうしていると野球部の監督をしていた教頭先生から連絡があって一度担任と話したほうがいいとのこと。

それまで担任からは一度の連絡もなかった。
それもどうかと思っていたが、担任に言ったところで、どうにもなりはしないだろうとも思っていた。

しかし、わざわざ教頭先生がセッティングまでしてくださったのだ。
普通は担任のほうがそういうことするのじゃないかと、ちょっと違和感を感じたのは覚えている。
 

あのときの電話以来、私は担任にちょっと不信感を持っていた。
三日も無断欠席してるのに今頃電話??
内心そう思った。
普通は1日でも、親から連絡もなく休んでいたら、担任のほうから電話してくるんじゃないのか??
もっと早くわかっていたら、1日休んだだけで済んだんじゃないか??
そんな気持ちがあった。

そしていちばん違和感を抱いたのは、私のほうが戸惑ってしまうくらい、電話口の声から何の感情も伝わってこなかったことだった。

そんな印象しかない担任に会って何をはなせばいいのだろう?
なにか話したところで、担任に解決できる問題じゃないよね。

私が知りたいのは、どうやったら息子は学校に行くようになるかだ。

行かない理由も全然わからなかった。

部活で何かあったふうでもないし、いじめでもないようだし。

それでもせっかく教頭先生が心配して担任と話す場を設けてくださったのだから、
学校の先生の立場からどう思うかとか、何かアドバイスとかもらえたらと
淡い期待もしながら席についた。

何から話せばいいのかわからないまま、しばらく黙っていたが、驚いたことに担任も何も話さない。
息子の様子はどうかなど、たとえ思ってなくても言ってもいいじゃない?

それでも、なにかいわなきゃ失礼だなと思いながら

「息子がどうして学校に行かないのかわからなくて…」

みたいなことを言ったと思う。

すると担任は、そんなこと知らないわよみたいな空気感を漂わせながら、冷ややかなトーンで話し始めた。

その担任は中学生のとき、グレたか何かで学校に行かなくなったが、母親が学校に行ってくれと泣いて自分に懇願したため、仕方なくまた学校に行くようになったと。

「なので、お母さんも泣いてみられたらいいんじゃないですか?」




ーーえ?なにそれ。

本気で言ってる??

 

見ると、担任の顔からは、なんの感情も感じられなかった。

この先生に何を話してもムダだ、話にならない。
それよりこんな人が先生なのか。

少しでも期待した私がバカだった。
もう何も話す気にもならず、さっさと帰ったことを覚えている。


実はあの言葉と担任の名前、ムカついたからずっと忘れられないでいる(笑)
 

その後、またも教頭先生が心配してくださって、今度は校長先生と話しなさいとのことだった。
 

校長先生が話したことは、簡単に言えば
「中卒の教え子は自動車整備工になって働いている」
ということだけだった。
 

ため息しかでなかった。

たしかに期待はしていなかったが、本当に私にとって何の役にも立たなかった。
 

学校へ行けない子どもは昔からいたはずだ。

私が中学生の頃に、そんな問題を扱った本を読んだ記憶もある。

あれから時間はずい分と経っているのに、学校へ行っていない子どものことは何の解決も手立ても見つかっていないということなのか。

学校は学校に行ってる子どもにしか責任がないということなのか。

親になった私は、学校に行かない息子に対して完全にお手上げ状態のままだった。

学校の先生さえ、どうしたらいいか教えてくれなかった。
ネットで検索しても、わからなかった。
 

息子はこのまま学校に行かず、働きたくても自分の思うような仕事にも就くことができないかもしれない。

そしたらこの子の人生はどうなるんだろう…
 

親がそんな心配ばかりしていることなど知らず、息子は夕方から出かけては夜中すぎまで帰ってこなくなっていた。

 

つづく

 

 

 

 

 

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