心理カウンセラー
新良妻賢母のすすめ認定講師
まみーです照れ



長男が29歳になり
このたび彼女と入籍し
新しい家庭を築くことになりました。


この長男さんは

私のなかの「枠」というか

つまり

私の持ってる固定観念

私の持ってる先入観

私だけの「ふつう」

私だけの「常識」

そういったものを

思いっきりぶっ壊してくれました。


離婚をしたときも
かなり
自分のなかの呪縛を振り払った
つもりだったけど
まだまだでした(笑)


小さな頃から
いろいろあったんですけどねー。


そんなことも
思い出しながら
過去記事をもとに書いてます。







中3になってからは
ほぼ毎日、夕方になると
担任がうちにやってきた。

明日は学校においでねと
声をかけに来てくれた。

中2の担任には
あきれていたので
この担任が気にかけてくれるだけでも
とてもありがたかった。

先生とも話し合って
出席日数が必要だから
とにかく出席させてください
というような話合いもしたかもしれない。


この高校受験という
大事な学年に
とにかく学校に行かせなければと
毎日、一度出勤してのち
勤務先から家に戻って
寝ている長男を無理やり
学校まで
車に乗せて連れて行っていた。

一学期はずっとそれを
頑張っていた。

職場に頭を下げながら
毎日それを繰り返していた。


夏休みには友達数人と
万引きをして
警察沙汰になった。


二学期になっても
自発的には
学校にいこうとしない長男。

もうどうすればいいか
お手上げだった。

あとできることといえば
何がある?

無理やり連れて行っても
テストもダメだし
意味がないような気がした。


私にできることは
何があるんだろう?


何としても
高校だけは行ってほしかった。

でももう
この状況では無理だ。


中卒で働くとこあるんかな?

初めて考えてみた。

今まで高校行くのが当たり前と
思っていたから
息子が中卒で働くことなど
考えたこともなかった。

                 
中学卒業したら
働いてもらわんと困る。

学校に行かんのやったら
働いてくれ。


そういう気持ちが出てきた。


ああ、私はなぜ
嫌がる息子を無理やり学校にやり
そんなにしてまで
息子に高校に行ってほしいと
思ってるのだろうか?


そういう疑問がふっとわいた。


そして出てきた気持ち。


お母さんは
いつまでも
あんたたちのために
働きたくない。

はやく自由になりたい。

自分のために働いて
自分の好きなことしたい。


だから
そのためには

あんたたちには
ちゃんと働いてもらわんと困るんよ。

だからちゃんと
高校行って
ちゃんとしたとこに就職して

はやく
自分で稼いで
自分の生活は
自分でできるようになってくれ。



私は
子どものことで
いつまでも
苦労したくない



私のなかに
そんな気持ちがあるのを
みつけてしまった。


え?

私、そんなふうに思ってたんだ!

驚いたし

その気持ちに気づいたら

私はそれでも親か?

という

ダメだなあという感情もわいてきた。



そうか、

そんな気持ちで

子どもに学校に行け!なんて

言ってたんだな


子どものためじゃなくて

自分の都合のために

子どもを動かそうとしてたんだ…


ああ

子どもだからって

自分の思い通りになんて

なるわけないよ。


だいたい

思い通りにしようなんて

なんて傲慢なんだ。


それでも親かよ?

親になれてなかったんだな私

そんな気持ちもでてきた。



親のいうことをきけ!!

子どもは親の言うことをきいて

当たり前じゃ!!


ずっとこんなふうに
自分の都合で
押し付けてきたんだろうな

そう思ったのです。


自分の期待もあった。


こうなってほしい
ああであってくれたら

そんな自分の勝手な期待を押し付けて
苛立っていたんだなと

そして

当の本人がその気にならない
言ったとおりにしないって
私が怒ってただけだった

そう気づいたのです。


どんなに学校に
無理やり連れて行っても

本人が学校に行く気がないし
勉強もしないのだから
どうしようもないのだ。


それは私自身でもそうだった。

どんなに親から
やれと言われても
自分がその気にならなければ
やらないのだ。

自分が気づくしかない。


そのときどんなに
ああ、あのとき親のいうこと聞いとけば…
などと後悔したとしてもだ。


それもまた仕方のないこととして
受け入れるしかない。

だって
自分が言うこときかなかったんだから
だれのせいでもないわけだ。


もういいや。

無理に学校に行かせるのはやめよう。


私も親として

この子の親として

この子がしっかり自立するまで

そばにいてやるしかないんだ。


もし私が死ぬまで

この子がどうしようもなかったとしたら

それでも一緒にいてやろう。


本人がその気になるまで

ただそばで黙って見守るしかない。


それが親ってもんだろう




そう覚悟を決めたのでした。


そして
あと私にできること。


その時に思いついたことは
仕事を辞めよう

だった。


実際、
これ以上
職場に迷惑をかけるのが
心苦しかったし

所長はかまわないと
許してくれたが
私がいやだった。

おまけに
ちょうど辞められそうな
タイミングがやってきた。

居心地のいい職場だった。

しかし、私のこころを
「もう辞めよう」と
スパッと決めさせてくれる
流れがやってきたから。




長男が自分で動き出すまでは

もう無理やり

学校に行かそうとするのはやめよう。


だまって見守ろう。


学校に行かなくたって

死ぬわけじゃないんだ、と

学校に行かない長男のことを

やっと受け入れることができたのでした。




今だから話せるあのときのこと11
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