またずい分前のこのだけど。
今から26年前に
長男は逆子ということで
帝王切開で出産した。
その一年と九ヶ月後に
次男を助産院で自然分娩で出産した。
これって、珍しいみたい。
で、次男を妊娠したときに
長男を出産したときとは別の
病院へ行った。
その時に
先生に相談した。
「あのー、今度は帝王切開ではなく
自然分娩したいのですが…」
長男のときは、
逆子だからという理由だけで
個人病院だからか
陣痛もまたず、予定日あたりに
手術日を決められて
帝王切開した私は
手術が終わったその一晩中
もうお腹というか、
腰というか、
それは痛くて痛くて
夜中に何度も看護婦さんを呼んで
痛み止めの注射をしてもらった。
それに、なんだか
寝返りもうつことができず
うてたのに、うたなかったのか
とにかく
ほんとうに
つらいというか
苦しい一晩だった。
同時期に逆子で帝王切開した
友人がいた。
彼女は大きな総合病院で出産していた。
しかし、彼女の場合は
陣痛をちゃんと待って
自然分娩でトライしたが
足がひっかかったので
急きょ帝王切開に
切り替えた、ということだった。
それを後から聞いて
逆子でも状況によっては
帝王切開しなくていいんだ
と知った。
だったら
あんな痛くて苦しい思いは
二度としたくないと
強く思っていたので
先生に相談する気持ちで
言ってみたのだった。
先生は言った。
「あのねー、
あなた、最初に帝王切開してますよね?
最初に帝王切開をしたら
二度目も帝王切開をする、
というのは
アメリカでは常識ですよ」
(ほんとに
何をバカなことを言ってるんだ
という感じで
聞こえた)
それを聞いた瞬間
「ここは
アメリカじゃない!
日本やし!」
そう思った、そして
「ああ
医者はみんなこういうに違いない。
病院じゃだめだ。
病院じゃ産めない」
瞬時にそう思ってしまった私は
その先生に
何を話してもムダだと
判断した。
「常識を持ち込むと
人はしゃべらなくなる」
私はそれを言われた側の立場だった。
「常識ですよ」
と言われたら
思い出す
忘れられない経験だ。
そんで、
そのときね、うちに帰って
どこで産めばいいんだ?
と悩んでいたら
別の友達が
また、ちょうど妊娠してて
有名な助産院が
そう遠くないところにあるから
一緒に行かないか、
と誘ってくれた。
すごい
グッドタイミングだった。
で、無事に出産と
あいなりまして。
このときの
出産も
なかなか
普通じゃないパターンかも。
では、それは次に。
