「Love Step」⑦バレンタインデー編 | HAPPY DAY

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リビングにいるゆきちゃんにハーブティーでも持っていこうとキッチンに入った。


プレゼントの紙袋が目に飛び込んで、慌てて戸棚に隠す。


なにやっているんだろう・・・。


ゆきちゃんに見られたくなくて隠すなんてどうかしている・・・。


今、渡しちゃえばいいのに。


ううん、まずは今年の様子を聞いてから。


たくさん貰っているんならあげないもん。



「杏梨~?すし松、やってた?」


「あ うん 15分位で来るって~」


リビングにいる雪哉に叫び、急いで入れたハーブティーを持って行った。


「お待たせ~ 今日は寒いね?」


雪哉の前に湯気のたっているカップを置く。


カップを置くと、対面に座る。


対面に座った杏梨は居心地の悪さを感じた。


今日はデートじゃなかったのかな・・・?


春樹おじさんとママに言われて無理して来てくれたのかな・・・。


「杏梨?」


「えっ?」


「考え事?ここに皺が寄っている」


雪哉は自分の眉間を指差した。


「え・・・あ、うん・・・あのね?デートは大丈夫なの?わたしの事は気にしなくて良いんだよ?」


「またそんな事を考えていたんだ 大丈夫、デートの約束はしていないよ」


「・・・本当に本当?」


信用していない杏梨。


「あ!分かった!彼女さん、お仕事なんだね?」



ゆきちゃんに彼女がいるのは嫌だけれど、幸せならば応援しようと思っていた。


「・・・杏梨、彼女はいないよ クリスマス前からいない」


そう聞いて嬉しくなってくる。


そっか~ 彼女さんは今いないんだ~



ピンポーン


「お寿司、来たみたい♪」


「俺が出るよ」


杏梨が立ち上がったのを制して雪哉が玄関に向かった。



続く


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