
三谷幸喜さん脚本家
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脚本家 久部三成 :菅田将暉
劇団のスタッフ トンちゃん:富田望生
演出家 黒崎:小澤雄太
無料案内所のおばば:菊地凛子
ダンサー いざなぎダンカン :小池栄子
ダンサー パトラ鈴木:アンミカ
ダンサー 毛脛モネ:秋元才加
ダンサー・兼バー・ペログリーズのママ リカ:二階堂ふみ
バーのウエイター・ケント:松田慎也
モネの息子・朝雄:佐藤大空
放送作家 蓬莱省吾 :神木隆之介
WS劇場のオーナー ジェジー才賀:シルビア・グラブ
支配人 浅野大門:野添義弘
妻 フレ:長野里美
スタッフ 伴工作:野間口 徹
芸人はるお:大水洋介(ラバーガール)
芸人フォルモン :西村瑞樹(バイきんぐ)
客引き うる爺:井上順
取り立て屋 トニー安藤:市原隼人
ジャズ喫茶のマスター 風呂須太郎:小林薫
神社の神主 論平: 坂東彌十郎
巫女 樹里:浜辺美波
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久部は部屋で台本を書いてましたが、筆が進まず、悩んでいます。
途中の原稿をのぞかれるのが嫌なようです。
蓬莱がリカに夜食を作るように依頼し、リカはインスタントラーメン・出前一丁を作りました。
久部の書いている台本が長そうです。
蓬莱「覚えるセリフも膨大ですし、短い方が助かります」
久部「書き直すっ」と言ってかんしゃくを起こし、原稿をビリビリに破いてしまいました。
苦労の末、完成した台本が出演者に配られました。
その頃、久部は眠ってしまいました。
フォルモンは台本を受け取って「こんなにぶ厚いのかよ」
はるおが蓬莱に「君は抜けてもいいんだよ。他にも仕事あるんだろ」
蓬莱「好きなんですよ、この劇場が」
久部と蓬莱は配役を発表しました。
ウエイターのケントやトニーにも役が振られました。
フレ「あたしにも何かやらせてください」
久部は無視しました。
蓬莱は、演出助手として毛利里奈という女の子を呼んでいました。
久部は彼女の作って来たチラシを気に入りました。
久部「さっそく神社にも置いてもらいましょう」
トニーはやる気がなく、細い声しか出しません。
うる爺はアドリブで暴走して、久部を怒らせました。
モネは「こんなセリフあるの?」言い回しが不自然だと指摘し、他のキャストも同調しました。
久部「シェイクスピアは詞なんです」
モネ「理解できません」
久部「理解できなくていいんだ」
リカ「先生、お手本をどうぞ」
久部はシェイクスピアのセリフを演技して、キャストをしらけさせました。
久部は「あなたたちは台本を手にしてる。完璧じゃなくていいんだ。とにかく頭に叩きこんでください」
支配人「初日が遅れれば収入が減る。ここは死ぬ気で頑張ってくれ」
里奈は別の約束があるというので、とっとと帰ってしまいました。
久部はリカに「これからも助言お願いします。暴走してしまう方なので」
リカ「私はあなたの味方ではないのよ。私は芝居に興味があるわけでもない。ストリップに飽きた、それだけのこと。ここに芝居を愛しているのは1人もいない」
久部「僕は自分だけのためにやっているのです。僕は追い出したやつらを見返したい。そのためにあなたたちを利用しているだけですから」
久部は八分坂神社に来て、樹里にチラシを見せて「君の願いが叶った。ストリップはおしまい。シェイクスピアをやる。嘘だと思うなら観においでよ。一度見ておいて損はない」
支配人は久部をオーナーに紹介しました。
オーナー「シェイクスピア?週に120万売り上げてくれたら何の文句ありませんから。久部さんでしたっけ。どこのどなたかは知りませんが、いったい何をしようとしているのかしら。『夏の夜の夢』なら、別の劇団が興行していて、カブります」
久部「演劇が好きなようで」
オーナー「よほどのことをやらない限り、話題にもならない」
久部「よほどのことをやろうと思ってます」
オーナー「初日拝見しますわ」そして『夏の夜の夢』 のセリフをつぶやきました。「我ら役者は影法師・・・」
メンバーはセリフ覚えに苦労しています。
大瀬警官がジャズ喫茶に顔を出しました。
パトラ、リカやモネ、トニーが読み合わせをしていました。
トニーは小声でセリフをなぞるのが精いっぱいでした。
私語禁止のジャズ喫茶でしたが、他のお客さんがいなかったので、風呂須太郎(常連客と紹介されていたが、実際はマスター)
「特別ですよ。他のお客さんが来るまでね」
久部がトニーを連れて行きました。
大瀬がトニーの「代わりをしましょうか」と言ったら、モネがきっぱりと断りました。
神社では、父「(次期神主が)本庁から来てくれるそうだ」
樹里「劇場が、今度は舞台をやるんですって」
父「誰が見に行くんだよ。あそこも終わりかな」
久部はトニーを誘って、古巣の劇団「天上天下」 へ。
「チラシ置いてもらえますか」とかつての同僚たちに自信満々に配りました。
黒崎はトニーが素人だとわかり、自分の劇団のアキラを呼びました。
アキラは「頑張りましょう」と握手を求めるが、トニーはこれを拒否しました。
黒崎は「ライサンダー対決やってみろ」
アキラはのびのびと演技しました。
久部「そのシーンはまだ稽古していないんだ」と言って、帰ろうとしました。
黒崎「逃げやがったぞ」
劇団員は「ワッハッハ」と久部たちをバカにしました。
トニーはカチンと来て「一つの芝で2人の枕には十分だよ。心は一つ。ベッドも一つ。胸は二つでも、愛の誠は一つ」と囁くような芝居を披露しました。
久部はその芝居に目を見張りました。
トニー「続けるか?」
久部「もういい」
黒崎はあっけにとられました。
トンちゃん「楽しみですね」
黒崎「寄せ集めに何ができる・・・」
久部は喜んで「よく覚えてましたね」
トニー「覚えろって言われたから」
久部は無料相談所に来て「何かアドバイスもらえますか」
おばば「同じ道を進むな。同じ道を進んでいる間は同じところにしか辿り着けない。灰皿は灰を捨てるためにある」
フレ「今時シェイクスピアなんて誰が見るか」
おばば「自分が一番上手いと思っているくせに」
フレ「嫌なこと言うのね」
おばば「お見通し」
1幕頭から立ち稽古が始まり、役の中でパトラが蹴飛ばし、フォルモンが怒りました。フォルモン「蹴飛ばすなんて台本に書いてない」
はるお「ずっとツッコミでやってきた人なんで」
久部「兄さんよろしいですか。考えてみて欲しいんです。あなたにやって欲しかったんです。あなたはたまに見せる切ない顔がとても良い。俺は役者の良いところを見つけるところが出来るんです」
蓬莱は気づきました「コントオブキングスは役が逆だったんです」
フォルモン「俺は俺のことがよくわかっている。俺はそういうタイプじゃねえ。休憩」勝手に屋上に上がってしまいました。
蓬莱「色々起こりますね」
久部「間に合わない」
蓬莱「ずらしますか」
久部「チラシが出回っている」
蓬莱「回収しますか」
久部「そんな恥ずかしいマネはできない」
屋上でフォルモンははるおに「役を逆にしてみるんだよ」
いつものウケないコントを、ツッコミ役とボケ役を逆にしたところ、しっくり来たようです。
フォルモンとはるおは「笑い」を感じました。
フォルモンは生き生きとして戻って「稽古再開だ。さっきのシーンから頼む」
フォルモンはパトラに尻を蹴っていいと合図しました。
これをきっかけに、WS劇団に少しずつ良いリズムが生まれ始めました。
前回の「もし・がく」の記事はこちら(2025年10月15日)
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では、明日。