
ナレーションより・・・地球は死にかけていました。
滅亡へのカウントダウンが突然始まり、世界各地で自然界のバランスが崩壊し、あらゆる生命が生存を拒否されました。
原因は不明。
いかなる科学技術もその進行を止められませんでした。
何が神の機嫌を損ねたのか?
地球は急速に老いさらばえて行きました。
人類は地球を捨てて、宇宙で生き延びることを決断しました。
だがその頃、地球のただひとつの衛星・月の表面において、驚くべき現象が始まっていました。
信じがたい生命の奇跡。
月から火の鳥が飛び出しました。
月・D-78基地における大事故があり、青年レオナはメディカルセンターに 運ばれ、手術を受けました。
主治医のニールセンから起こされました。
彼は50%人工頭脳と交換されたためか 、人間の姿が岩にしか見えませんでした。
再び目を覚ましても人間に見えませんでした。
行政官のランプが面会に来ましたが、レオナにはガラクタにしか見えず、追い返しました。
おまけに記憶も戻りません。
ニールセン「感覚情報システムに何らかのトラブルが発生したのです。今は経過を見守り、回復の見込みを・・・」
ランプから「半月で何とかしろ」
絶望のレオナの前に火の鳥が現れ声をかけました。
「さあ行きなさい。あなたの運命に従うのです」
レオナはエレベーターに乗り、廃棄物処理施設へ。
レオナ「どうしてこんな所に来てしまったのかな」と思いながら、人間の姿を見かけました。
「君はどうして捨てられたのですか」
会話の途中でレオナは警備員に連れて行かれました。
はたからみたらロボットでした。
ニールセン「幻覚を見たんだろう」
レオナ「もう一度あの場所に行かせてください」
ニールセン「それはできない」
ランプはレオナに滅びゆく地球の映像を見せ「お前の症状がよくなるなら俺は何だってやるぜ。おまえはこの死に損ないの地球を復活させる重要な任務についたんだ。フェニックス計画という極秘な任務にな。猿田博士がプロジェクトの最高責任者だった。火の鳥を捕らえ、データを解析した・・・」
レオナ「もう一度あの子に会いたい」
ランプ「あんなガラクタロボットにか」
レオナはもう一度脱出しました。
これは裏でランプが泳がせて監視していたためです。
ランプ「記憶を忘れた芝居だ」
ニールセン「彼はロボットの心を持って決まったのかもしれません」
レオナは廃棄物処理施設で、女子ロボットと会いました。
女子ロボット「チヒロ61298号です。製造中止になった旧型ロボットです」
レオナ「ここから逃げよう」
女子ロボット「私はロボットです。ここから逃げられません」
作業が始まり、チヒロは解体寸前となりました。
ランプがレオナに話かけてきたのがスピーカー越しに聞こえました。
レオナ「あの作業を止めてくれ」
ランプ「おまえはとぼけている。例のものを独り占めしようとしている。お前が解析したデータは永遠の命の秘密だよ。そのデータをどこへ隠したのかね」
これがランプが、レオナに近寄ってきた理由でした。
レオナは処理部に飛び込んだため、ランプは機械を止めるよう指示。
レオナ「2人でどこか遠くへ逃げよう」
ランプ「間違いない。例のデータはロボットの中だ」
ニールセン「やはり彼はロボットの心を持ったのかもしれない」
レオナは監視のゆるい施設の出口の場所を覚えていて、2人は宇宙船に乗って脱出に成功しました。
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近未来SFと神話的要素が融合した壮大な物語。
人類の絶望と希望、そして「火の鳥」の象徴性が印象的です。
謎と緊張感を高めていて、続きを読みたくなりました。
前回の「火の鳥」の記事はこちら(2025年8月3日)
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http://ameblo.mom/miyacar/entry-12919816113.html
では、明日。