ザ・フォーククルセイダーズ
加藤和彦さん、北山修さん、はしだのりひこさん
卒業記念のつもりの300枚の自主制作盤のアルバム『ハレンチ』から、「帰ってきたヨッパライ」がラジオで紹介され若者の耳に広がった。
オリコンで史上初のミリオンヒットになった。
それならばと、レコード会社はアルバム収録曲のこの曲を第2弾シングルと決めた。
グループは、レコード発売前からライブでこの優しい旋律の曲を歌っていた。
イムジン河は、朝鮮半島の中の南北朝鮮を隔てる軍事境界線をまたいでいることから、南北分断の象徴となっている川。
作詞家の松山猛さんが作者不詳の朝鮮民謡と思い、「詠み人知らず」とクレジットし日本語の歌詞をつけた。
しかし、作者がいたことがわかった。
朝鮮総連から作詞・作曲者と正式な国名を入れないと発売は認められないと抗議が入った。
しかも、北朝鮮で生まれた曲が日本で大流行すると、韓国の人たちを刺激しかねない。
発売元の東芝は1968年2月に自主的に発売中止を決定。
しばらくこの歌も忘れかけられてしまった。
その後、北山さん加藤さんが3番や4番の歌詞など付け、2002年シングルCD発売。
2005年井筒和幸監督の『パッチギ』の中でもこの曲が使用された。
2009年10月16日、加藤さんは帰らぬ人となった。
2022年のウクライナ侵攻に心を痛めた北山修さんが再録音をすることにし、いろいろなミュージシャンにこえをかけ『ウィー・アー・ザ・ワールド』のようにみんなで歌うことになった。
ニッポン放送の「あの素晴しい歌をもう一度コンサート2022」は9月30日、東京国際フォーラム・ホールAで開催される。
「音楽史に残るワンヒットワンダー 25選」の記事はこちら(2021年2月13日)
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では、明日。