「私のこと」シリーズ 第1章③
「洗脳」などと書くと
「何か怪しいことでもしてるの?」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、、、
別に怪しい話ではありませんので、誤解のないようにお願いします!

子供にとって最も身近で信頼できる存在、それは母親です。
毎日毎日、子供は母親の言うことを聞きながら育ちます。
(母親ではなく父親であることも、それ以外の人であることもありますが、私の場合は母親でした)
だから、母親がよく言う言葉、子供に向けて言う言葉は、子供の心に大きな影響を与えます。
毎日聞きながら育つのですから、良い意味でも悪い意味でも「洗脳」してしまう可能性が高いんですよね。
それが、子供への愛情から言った言葉であっても…。

私の母は、自分のことを
「キレイ好き」で「几帳面」で「真面目」な性格
…とよく言っていました。
私から見てもそのとおりです。
そして、私に向かって
「私の娘なんだから、あなたもキレイ好きよね」
「私の娘なんだから、あなたも真面目なはず」
…というようなこともよく言っていました。
今思うと、これこそ洗脳ですよね…(^_^;)

でも、これはまだ良い方。
困ったのは、母が車酔いするということ。
家の車でも車酔いしてしまうため、車に乗る前には必ず酔い止めを飲んでいました。
が、薬を飲んでも気分が悪くなってしまうくらい、三半規管が弱い母。
そして、
「私が車に弱いから、あなたも車酔いするのよね」といつも母に言われる私は、自分が完全に車酔いするタイプと思い込んでいました。
だから、遠足に行くときも、車で出かけるときも、必ず酔い止めの薬を飲んでいたんです。
実際、気分が悪くなることもあり、自分が車酔いすることに疑いすら抱いていませんでした。
でも、よく考えてみると、私は母と明らかに異なる点がいくつかあったんですよね。
それは、
三半規管は別に弱くないという点。
ブランコは好きだったし、鉄棒で逆さになっていても平気。
(母はエレベーターも苦手なのに…)
でんぐり返しをするくらいでは、目は回りません(笑)
「あれ、私って本当は車に酔わないんじゃないの?」と気付いたのは、高校生くらいになってから。(遅っ)
一度薬なしでも大丈夫だったことで、「なんだ、平気じゃない♪」と思えるようになって。
いつの間にか「私は車酔いなんかしない」と自信が持てるようになっていました。

「車酔いする」というのは、母親の決めつけであって、事実ではなかったんですね。
(母としては悪気は全くなく、「自分がそうだから娘もそう」と思い込んでいただけだったんだと思います)
(もちろん、母を恨んでもいないし、責めてもいませんよ)
かなり時間はかかりましたが、自分で気付けた私はラッキーでした。
事実に気付けたおかげで、その後はジェットコースターにも乗れたし、飛行機に乗ることも好きになるなど、私の行動の幅が広がったんですから。
もちろん、車を運転するときに酔うこともありませんし(笑)
子供は、一番身近にいる親の言葉にものすごく影響されます。
ときには、事実ではないことも「母親が言うから…」と、思い込んでしまうようですね。