今日は...
父の8回目の命日。
そして、
「東京大空襲」から
73年目。
1945年3月10日
この日は、
東京下町が
B29から落とされた爆弾で
焼け野原になった日です。
絵本『 あしたのやくそく』を
ご存知ですか?
吉村勲二・吉村ミヱ 作
新日本出版
第二次世界大戦時の
日本の様子を書いた児童書は
たくさん出版されてますが、
東京大空襲の児童書は
他に比べて少ないのを
とても残念に思っていた時に
見つけた絵本。
当時の下町の子供達が
どんな夢を持って
どのように生活し、
毎晩空襲に怯えて
どう死んで行ったかが、
1冊の絵本に
端的にわかりやすく描かれています。
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「またあした!」と
いつものように
城東区砂町の六地蔵さんの前で
別れ
それぞれの家に帰った子供達。
しかし、
その日の夜中、
東京の下町は
アメリカのB29の爆撃によって
一夜にして焼け野原と化した。
逃げ遅れて焼け死んだ子
燃える体を川で消しながら死んだ子
倒れてきた家の下敷きになって死んだ子
杉並の親戚に逃げていて助かった子
・
・
・
何の疑いもなく
「またあした!」と
朝が来ると信じていた子供達。
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戦争で
明日の約束も
夢も未来も全てを失い
死んで行った人々の無念を感じる
1冊です。
確実に明日が来る
戦争のない平和な毎日に感謝し、
戦争の犠牲にならざるをえなかった
絵本の中の子供達に
思いを馳せ
二度と
戦争を起こしてはならないと
再確認します。
この絵本の舞台である城東区の隣
深川区で生まれ育った父は、
(城東区と深川区は今の江東区)
この時、
東京大森区(現 大田区)の親戚宅に
避難していて
大空襲を逃れました。
しかし、
父の同級生やご近所...
多くの人々が亡くなりました。
きっと、
65年後にあの世で再会し、
65年分の友情を埋め尽くすごとく
楽しくやってると信じてます。
この絵本で子供達が
「またあした!」と
それぞれの家に向かう別れ道にある
六地蔵は、
今でも
江東区南砂町にあります。
東京に住んでいても、
東京大空襲の悲惨さは
案外
知られていません。
残念ながら
この絵本『あしたのやくそく』は、
現在絶版になっていますが、
きっと
地域の図書館や学校図書館には
あると思います。
是非、
多くの方に
読んでいただいたり
読み聞かせに選んでいただけると
嬉しいです。
ただし、
涙無しでは読めない1冊...
ハンカチをお忘れなく!
太刀川 しのぶ

