TODAY'S
 
【 本とおやつ 】土井善晴さんと牛乳寒天

〝お料理を作るのがたいへんと感じている人に読んで欲しいのです〟という一文から始まるこちらの本。



この本は一人暮らしをしていたころに出会って、何かと救われた一冊です。
〇〇しないといけない、〇〇するべきと自分を律すると背筋が伸びる反面窮屈に感じてしまうことがあるのですが、一人暮らしをしているときに自分のためだけにご飯を作って片付けをするのが億劫に感じられているころに読んで、ねばならないが緩まり解放された感じがしました。

miinのご機嫌blogの記事をいくつかご覧いただいているかたはご存じではという自負があるほど食べ物にまつわる記事が多く、食いしん坊が長所でも短所でもあるわたしで、食べることが大好きなのにそれでも自炊を疎ましく思ってしまうときがあるんです。

自宅へお招きして手料理を召し上がっていただける機会がときどきあるのですが、友人から『毎日作るのが大変』『お料理が苦手』と悩みを打ち明けてくださることもあって、そんなときに自前の時短レシピとともにこちらの本をおすすめしています。

一汁三菜でなく一汁一菜でよい、とタイトルを読むと手抜きをして良いと思われるかたもいらっしゃるのですが、一汁一菜でもきちんとした食卓を整えられるというメッセージだと捉えていて、一汁一菜でしっかりと家族のための食事作りができるという受け止め方をしています。

ごはんを炊いて具沢山のお味噌汁があれば充分。
どんな具材の組み合わせでも食材本来の良さを活かせられれば豊かで美味しくなると思えると、買い足さずともあるものでどうにかできるかしらと工夫するきっかけにもなります。

体調がすぐれないときや気持ちの沈んでいるときはもちろん、一度読むと一汁一菜で充分なのだと思えて、ごはんのお支度のハードルが下がるような。
お味噌汁だけは作ろうといざお台所に立ってみると、なぜかお魚も焼いてみようと思えたりするから不思議なのですが、なんだかわたし頑張ってる!と思えるので新生活の時期に読むにもぴったりです。

料理研究家として活躍されている土井さんはたびたびお料理番組にも出演されています。
大阪弁の気の良いおじさまでお話の仕方も親しみやすいものなので、土井さんが『大丈夫』とおっしゃると本当に大丈夫な気持ちになれます。

この本は発行されたばかりのころとても流行って読んだことのあるかたも多いと思いますが、わたしはテレビでお話になっている土井さんをお見かけしてからは字面を追っていても大阪弁に変換されてさらに親しみのあるものに変わりました☺︎



ねばならないに囚われているときには立ち返って読ませていただきたくて手元に置いている一冊です。


    

【 了読 】

『 一汁一菜でよいという提案 』作者 土井善晴(グラフィック社出版)

  2016年10月25日第一刷発行


【 読書のおとも 】

・牛乳寒天

年に数回無性に食べたくなってしまうものはありますか?



わたしは牛乳寒天が挙がります。

粉寒天1袋(5g)に対して牛乳500mlと練乳を大さじ4加えて沸騰させて煮詰めたら、水切りをしたみかん缶をあわせて冷やすだけ。


いちごの時期に練乳を買うものの余らせてしまうので救済措置をと検索したときに練乳を入れているかたがいて、それから何回か作ってお気に入りの味になったものです。


こんなに?と驚くほど練乳が入りますが、食べてみると意外と甘くないのでお砂糖パワーを身に染みて実感できるレシピです。笑





サムネイル
 

イッタラのカステヘルミボウルによそって苺もトッピング。

よいおやつタイムになりました♪