名乗ってみよう | 萬美(まんみ)~manmi~の《人生凸凹散歩道》

萬美(まんみ)~manmi~の《人生凸凹散歩道》

スピリチュアルカウンセラー。ボイストレーナー。
多発性骨髄腫と付き合いながら《人生凸凹散歩道》を堪能中。
《心健やかに生きるコツ》を書いている。

何か、生きるヒントになれば幸いです。

~あなたに幸せが燦燦と降りそそぎますように~

明後日から、佐賀に帰るんだなぁとしみじみ思ってみる。

 
離婚して独身に戻ったけど、旧姓である「河村」の姓を名乗るには、まだまだ修行が足りないと思ってきた。

 
「河村でございます」と名乗る時、いいのかなぁ、お父さんに申し訳ないなぁとずーっと思ってた。

 
今も、卒業生くん達から「河村せんせい」と呼んでもらうと、何か身がキュンと引き締まる感じがするのと、父もそう呼ばれていたことを思い出す。

 
日本語をとっても大事にしてきた父。
小さい頃から丁寧な日本語を沢山教わった。

 
この前、17歳違う教え子くんとの世間話中「『とんでもないです』を丁寧に言うと『とんでもないことでございます』って言うんだよ。
『とんでもございません』じゃないんだよ、物知りでしょ?(笑)」って言ったら、

 
「50年も生きてきてるんだから物知りでしょ!」とカラッと返され「なーんだとぉ?50って言ったなぁ!」とまんみキックしちゃったけど、そっかぁとも思えた。

 
決して物知りの部類には入らないけど、もう半世紀生きてこれたんだなぁと。

 
今まで「まだまだ、まだそんな器じゃない」と思ってきたけれど、佐賀に帰って、父をまだ覚えて下さってる方々にお会い出来たら「ご無沙汰しております。河村でございます」って言えそうな気がしてきた。

 
父が亡くなる前に書いた本。
《葉隠》の話も小さい頃から教わってきた。
この本が出てしばらくして父は入院した。
この本の中身を沢山教わろうと思ったが「この字、何て読むと?」「これ、どがん意味?」といちいちつっかえてしまう。

 
思い余った父は「お前が読めない字に読み仮名書いてこい」と、宿題を出した。

 
しばらくして改定版が出ると聞いた。
「今度の本は中学生でも読める、よかったよかった」
と言っていた(笑)

 
改定版が出てから、父は亡くなった。
亡くなったという言い方は父にはふさわしくない。
父は、うえに帰った。
 
 
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胸を張って『河村』を名乗れるようになること…、人生の目標だ。