もっと先になるかと思ってた。
入院したての頃は先が見えず、歩ける日が来るのか来ないのか分からないほどだった。
退院した日はとても暖かで、正に退院日和。
忘れられない貴重な思い出。
今の私、杖が手放せない。

躓いたりバランスを崩したらコワイのだ。
まだ筋肉が戻ってないから転びやすい。
転んだら一人では起き上がれない。
あえてゆっくり歩くこと。
一歩一歩、確かめながら歩く。
これが今の私の精一杯。
今となっては懐かしい歩行器。

車イスから歩行器に移行するまでも結構大変で、毎日リハビリの先生と悪戦苦闘した。
これにしがみついて、右足!左足!ってやってた。
同じ部屋のおばちゃんと立ち話するだけで心拍数が130に上がってた。
そんな私が無事に退院。
若干28歳の主治医の先生が、しっかりと私の命を預かって下さったおかげ。
そして今日、初めて一人で電車に乗ってみた。
乗ってすぐ、男性の方が「どうぞ!」って席を譲って下さった。
優しいなぁ。
ほんとに嬉しくて涙が出そうになった。
心を込めて「ありがとうございます」と伝えた。
お待たせしてしまったけれど、カウンセリングやブレスレット製作等の仕事も再開。
病床日記もおいおい書いていこう。
意味のないことはない。
これは私のシナリオ。
しっかり受け入れて、受け止めて。
それでも命があるのだから、生かして頂いてるのだから、きっとまだ役割があるということ。