思えばちょうど一年前、一郎氏と出会った。
エネルギーのある写真を撮って頂ける写真家に出会いたいと切望していたので、本当に嬉しかった。
そして、以前ちょっと学んだ《反射を利用した立体メイク》が役に立ち、イベント等でご一緒させてもらうこととなった。
現在《撮影イベント》は《藤里一郎移動写心館》となり、いよいよ本格的に各地へ。
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9月には福岡で開催決定 、その前後で昨年も行かせて頂いた佐賀にも行きたいね、と話している。
先日は《小顔セラピスト》と、ご子息の誕生日記念の撮影。
緊張をたちまちほぐし、微笑ましい雰囲気に変わる。
一枚の中に、その人の人柄や親子感、空気感などが見事に現される。
私は子供の頃から写真が大嫌いだった。
ほとんど泣いていたように思う。
七五三も、抱っこされて泣きべそかいてるし、幼稚園の入園式は大口開けて泣いている。
父も大抵は仏頂面で、笑った顔はあまりない。
それに「はい、笑って~!」と言われると、かえって笑えない。
一郎氏は「笑って~!」とは言わない、一緒に撮影の空間に誘い込んでくれるから、いつの間にかいつもの自分になれる。
出来上がった写真を見ている内に、その時の自分をしっかり受け入れられ、自分の事が大嫌いだったのに、好きになれている。
もし父が生きていたら、絶対に一郎氏に撮ってもらう。
もし子供の頃に一郎氏みたいな写真家さんに出会えていたら、あの頃の思い出がもっと甦る写真が沢山残せたと思う。
とても爽やかで高貴な匂いさえする親子写真を見ていて、また父を思い出した。
思い出すと、どうしても泣いてしまう。
この事を一郎氏に話したら「お父さんと撮ろう、お父さんがいらっしゃると思って撮ろう」と言って下さった。
きっと父は来てくれる、私の第一守護神だから。
父が来てくれたのが分かったら、また泣いてしまうだろうな。
