オマエは一体何者なのだ?
あなたは自分自身に対して、そんなことを思ったことがあるだろうか?
オレか?
オレは、何者でもない…、
……んだけど、いかんせん“社会”ってやつはそんなわがままを許してくれるほど優しくない。
社会においては常に「何者か?」が問われる。
名前、職業、年齢、経歴、風貌、性格、人間性…。
何者か、で評価されるのが、ザ・社会!である。
先日、数少ない友人の一人である上さまが、こんなブログを書いておりました。
オレも最近、よく思うことだったので、ついfacebookで、思わずコメントをした。
言われてみると確かにオレは「作家」という肩書きを謳ってもいいのかもしれない。なぜなら、過去に2度、商業出版をしているのだし。(個人のやつも入れれば4冊ある)
しかし、言われてみて「ああ、そうだったな…」と思うくらい、自覚がない…。なんせ過去のことだ。
でも、どちらにしろオレは自分を「作家」など、大層な肩書きを名乗れなんだな。オレごときが作家などとのたまうのは、世の作家に対して失礼であるとすら思う。
で、タイトルにある通りだ。
「売れない」
のだ。売れない、つまり、それはこの世界では、残酷なのだけど、
世の中から必要とされていない!
という事実の突きつけだ。
良い、とか悪いとか、そういう話ではなく、人から必要とされていないのだ。
そして、この世はいかんせん資本主義の世界なので、
売れない=良くない or 悪い
という社会的判断があり、それもまたひとつの事実である。
一部の身内から必要とされるだけでは、この社会では「仕事=収入」として成り立たないので、ある程度の「数と量」の需要がない限り、その仕事では“おまんま”が食えないのである。
で、前置きが長いが、何が売れなかったか?
それがこちらの書籍!
売れませんでした…(笑)
その結果「絶版」というのか、廃刊。言い方はわからないが、もう刷ることはなく、倉庫の在庫丸ごと処分という決定が、先月に下った。
「140冊ほど倉庫にあります。半額で買取できますがいかがしますか?」
と出版社から言われたが、
「いえ、いりません」
と即答した。普通なら、「最後になんとか売ろう!」「一人でも知ってもらう!」とかするのかもしれないが、正直なところ、未練も執着もなく、「へー」と、すんなりとその事実を受け止めただけだったし、
(ああ、まだ売ってたん?)
と思ったくらいだ。ほとんど忘れかけていた。
ここが、オレの作家としてダメなところかもしれない。
もっと自分の作品に執着した方がいいのかもしれない。
でも、オレにとってすでにそれは遠い過去であり、この小説を書いたのは「オレです!」と胸を張って言う気があまりしないのだ。どこか他人事になっていたりもする。
だからこんなオレが作家?という自覚がないのはしょうがない。
そして現に、売れないもんだからオファーもないわけだし。
「もっと頑張ればいいじゃないですか!諦めずに!」
とあなたは思うかもしれない。
しかし、以前はそういう野心というか、ガツガツした気持ちがあったが、今はそういう「売れたい!」みたいな気持ちがないのだよワトソンくん。
そもそものところな。
オレはずっと「表」に出ようと、人気者になろうと、中高生の時代から、人前で目立つ事ばかりやったり、ステージで歌を歌ったり、そういう活動していたのだけど、それが大間違いだったと去年くらいに気づいたんだ。
「陰キャ」なんて言葉が可愛く聞こえるくらい、オレは「ド陰」の性質で「裏」の人間だった。
全文はnoteにて
「売れませんでした…!」



