生後3ヶ月半のヨースケを連れて旅行。
まだ離乳食も寝返りも始まってないので、わりとどこでも行きやすいのですが
困ったのは、大浴場。
いつも家のお風呂は大好きで、気持ちよさそうにしてるから、これはちょっと予想外。
音があちこちで響くのがこわいのか
からだ洗っても、
湯船につけても、
何してもガーガー泣き
初日に大浴場に連れてった夫は、テンション大撃沈で帰ってきました。
大浴場ではもちろん自分も素っ裸ですから、
号泣されるとめちゃ焦るよね



てことで、2日目は戦意喪失の夫に代わり、
私がチャレンジすることに…。
風呂場から脱衣所入ってすぐのロッカーにタオルおいて…
そのあと脱衣所の奥のベビーベッドの近くのロッカーに着替えを入れて…
いざとなったら私はからだ拭かずに浴衣はおって…うんぬんかんぬん…
と、準備もシュミレーションも
出来る限りのことをしまくり、
いざ!
チャレンジ!!
したものの、
お風呂場ですでに泣き出してたヨースケは、
脱衣所に足を踏み入れた途端
うぎゃー!!!うぎゃー!!
と、ギアMAXで泣き始めました。
しかも悲しいことに、タオルを入れてた、脱衣所すぐのロッカーの両脇におばさんたちが群がってる!!笑
なんとこんなに号泣してるのに話に夢中で私たちに気づかない!
「ちょ、ちょ、ちょっ、
ちょっと、すみません!」
て、声かけたと同時に
別の方向から ターーッ と浴衣姿の
中国人のおばさんがやってきました。
両手をさしだして、私に何か言ってます。
どうやらヨースケを抱っこしてくれるようで、私は彼をさしだしました。
もう、神にみえました。まじ。
ヨースケはその人に抱っこされ、
グスングスンといいながらもすぐに泣き止み、
しかもその人はヨースケをタオルで拭いて、オムツまでつけてくれて

もう一度いいます。
まじ、神。
「マァ、マァ、マァ。」
と、中国語であやされて、ヨースケは落ち着いてくれました。
あー、なんか赤ちゃんとお母さんって、
世界共通なんだなぁ。
心まで温泉につかったようなホコホコが
後から後からやってきました。
そのあとも、しばらく抱っこしてくれて、
通訳さん的な人もやってきて、
みんなでヨースケを囲んでなごやかな雰囲気。
正直、
わたし今まで、「中国人」てひとまとめにして偏見いだいてたなぁと。
恥ずかしくもなりました。
しかし、赤ちゃんパワーはすごいです。
ヨースケはいつもいろんな言語で話しかけられる。
観光地に行ってたから余計かもだけど、
ほんとたくさんの外国人さんからヨースケ大泣きしてる時に話しかけられてあやしてもらいました。
「Hello,Hello」 とか 「cute,cute,smile!」 とか。
聞き取れないやつもいくつか。笑
赤ちゃんにはまだ言語なんてなくて、
でもだからこそ、グローバル。
ヨースケにはまだ、国境がないんだな。
言語はとても大事なものだけど、
それによって種族や国がわかれていく。
隔たりもできていく。
その壁をとっぱらうのは、赤ちゃんのパワー。
赤ちゃんて、全力で
「たすけてー!」
て泣くから、
みんなが力をかしてくれる。
そして泣いても笑ってても、みんなの心が和やかになる。
そういう赤ちゃん力。
この力、赤ちゃんだけでなく、大人も思い出したらいいんじゃないかな。
非言語のコミュニケーション。
音楽とか踊りとか、芸術がそれなんだろな。
そして、両手をひろげて、全力でゆだねること。
国と国の境。
言葉の壁。
実際にそれをゼロにすることはできないけれど、
それによる摩擦は工夫次第で変えていけるかもしれない。
こういう妄想は、しあわせな気持ちをたくさんくれます。



