横浜の行政の企画で、1歳までの赤ちゃんがいる親が無料で参加できる童謡をうたう会というものに、
今月から参加してます。
小さなお部屋に14組ほどの親子で、部屋はにぎやかなのです

講師は、横浜に住んでいるソプラノ歌手のおばあさん先生。
もう70歳はこえてらっしゃるかな。
その第一回目の日に歌った曲のひとつ、
「里の秋」。
静かな、静かな、里の秋。
おせどに木の実の落ちる夜は
あぁ、母さんとただ二人…
栗の実煮てます。囲炉裏端。
明るい明るい、星の空。
鳴き鳴きよがもの渡るよは
あぁ、父さんの、あの笑顔…
栗の実食べては、思い出す。
歌い終わると、おばあさん先生が言いました。
「このうた、お父さんがいないのは
戦争にとられちゃってるからなんですね。
(集まってる子を見渡して)
こんな可愛い子どもたちに、
この歌のような思いはさせたくないですね。
だから私は、
安保法案には反対です。」
わっ

こんなにおおぜいの初対面相手に
ものすごく堂々と、政治の話!?
て、正直思いましたが、と同時に、
なんか、
トーーンっ
ときました。
ドーーン じゃなく、トーーンね。
優しくて、芯があって、
先生がきちんと生きてきた分の、年輪的なパワーがあって…。
ここで、安保法案に賛成か反対か、
ただしいか、ただしくないかを議論したいわけじゃないです。
ただ、歌をとおして語り継がれるものや、
実体験を経て、言葉に宿る力とか、
説得力のある声色だとか。
なんか、それこそ言葉では表現しきれない空気感。
こんな人になりたいなと。
そしてそれぞれ、年齢や立場に応じた、やれることがあるんだなと、感じました。
その日から、里の秋は私たちの子守唄として活躍していますが、
たまに泣きそうになりますね。
ヨースケがわんわん泣きながら、
私はウルウルしながら。笑
ウルウルといえば、日本昔話のオープニング曲もウルウルです。
坊や…良い子だ、ねんねしな。
今も昔もかわりなく…母の恵みの子守唄。
私の歌が恵になるなら、
いくらでも歌うわよー!!!
って、ウルウルしながら、奮い立たされます。
歌のチカラって有難いですよね。
ヨースケがガンガンに泣いてると
やっぱり心めげそうになるんだけど、
ヨースケのために歌いはじめる子守唄で
自分の心が癒されます。
そのうちにヨースケも寝てしまうから、
泣いてる時間が短く感じます。
子守唄は、子どものためである以上に
母親のメンタルにいいです。
話がそれましたが…
歌のチカラは平和のために役立つ、ということが言いたいのです。
私が神戸で数年歌っていたゴスペルなんか、
まさにですよね。
奴隷生活という、生き地獄にいた黒人さんたちが
生きるための望みを込めた歌。
安保法案が決定する日、
大勢の人たちが集まってデモしているのを
テレビで見て、
涙を流しました。
こんなにたくさんの人が、体を張って反対
を伝えていて
すごく愛情のエネルギーを感じたんですね。
そして、安保法案がどうとかよりも、
こんなにたくさんの人が反対しているのに
法案が通ってしまう、
そんな日本の現状に憂いを感じました。
もし戦争することを時の総理大臣が決めたとしたら
私にはそれを止める力を持たないんだな。
以前はそのことを受け入れれなくて
自分の無力さを感じるのさえ嫌で、
なんか触れないでいた方が楽だからそうしていました。
でも、去年から平和についていろいろ考えてね、
そもそも私は戦争になったら何が怖いのか、も考えていました。
自分が死ぬことなのか?
でもそれはみんないつか経験することだと思ってるから、そうでない。
そうでなく、
人が殺しあうこと。
そして人に殺された時や、大事な人を殺されたときに抱く憎しみ、痛み、悲しみ。
それが怖いんだなというのがみえてきました。
考えれば考えるほど、涙がでました。
だからもし…
絶対いやだけど、ダメだけど、
戦争の時代がまたきてしまったとして、
私や私の家族が恐ろしいめにあったとき。
死に方や死に様は選べないけれど
死ぬときの心の在り方は努力で実現できるんじゃないかな。
そして私は、クリアであれるように努めようと決めました。
誰を憎むことなく、
憎まれることなく、
土に還りたいと思う。
そのために、いつでも歌を。
こわくて、さみしくて、つらいときに
歌のチカラで、たくさんの笑顔を思い出しながら
人生を終えたい。
これがいまの私の祈りだなと。
なんだ、私、すでに終活?笑
そうか、Life is Beautiful のお父さんがいい例えかな。
すごすぎる理想像だけど。
みんなは、何が怖い?
そして、私にとっての歌のように、
明るい原動力、何かありますか?
長くなりましたが、
平和について考える、その1でした。



