エレガントとは
中庸と気品、清潔であること
1985年・1988年・1990年、ニューヨークの国際ベストドレッサー賞を3度も受賞されていらっしゃる上皇后・美智子さま。
ファッションへのこだわりは
◎お相手がどう思うか(老人ホームではどのような色や形の服を着ることで、お年寄りが安らかな気持ちになるか・児童養護施設では明るい色が子供たちを喜ばせるか...etc)
◎目上の方よりも、やや控えめなデザインや装飾にする
◎染め直し・仕立て直しができるものを選んで長く着る
◎ここぞというときにはお花の力を借りる(デザインに取り入れる)
◎ドレスに着物の美を取り入れ個性的な装いに
◎公務先の国の花や行事に合わせ、相手への親しみをファッションに込める
◎動きやすくエレガントなケープはお仕事をしながらも優雅さを忘れないため
決して流行を追うことがなく、数々の工夫をこらして、ご自分流を貫くという点では、オードリー・ヘップバーンのファッション哲学と通じるものを感じます。
そして、その細やかな優しい心遣いが、より一層ご本人の美しさを引き立て、見る人を魅きつけるのだとも思います。
1955年、終戦から10年経った成人の日を記念して募集された「はたちのねがい」に応募された当時二十歳の正田美智子さん(美智子様の旧姓)の論文が、コロナ禍の現在にとても響くので転記したいと思いました。
.......私の はたちのねがい。それは、私達年齢の人々が過去の生活から暗い未来を予想するのを止め、未来に明るい夢を託して生きることです。
それは同時に、現在を常に生活の変わり目として忠実に生きる事でもありましょう。
現在は過去から未来へと運命の道を流れていく過程の一つではなく、現在をいかに生きるかによって、様々な明日が生まれてくる事を信じようと思います。
......戦争と戦後の混乱を背景に過ごした私達の生活は、確かに恵まれたものではありませんでした。
しかし、それはすでに過去のものであり私達の努力次第で明日は昨日に拘束されたものではなくなるはずです。
成人の日を迎える今日、私はこう言いたいのです。
「むしばまれたリンゴは私達の世界ではない。私達がその中に住んでいたのは単にある一つの期間であったに過ぎないのだ」と。
「今日をどう生きるかで、様々な明日が生まれてくる」という強いメッセージが、美智子さまの強い信念をあらわしていらして胸を打たれます。
人を、そしてご自分を大切に想う心や気高い魂が、美しい装いとなって写し出されているから見る人を感動させるのですね。
今日をどう生きるかで明日を変えられる、そんな希望を持って明日からの一週間もお仕事に励みたいと決意しました。
今日もブログを読んでくださってありがとうございました。
ルーチェクラッシカ・光田みどり
ルーチェ クラッシカのサイト
◎定番マスクなどのご案内は、こちらからご覧ください。
ウェディングドレスへのこだわり
◎自分なりのこだわりについて綴った
◎憧れのヘップバーンのウェディングドレスについて綴った
◎立体裁断の師との出会い&エピソードを綴った
◎イヴ・サンローラン☆アトリエ時代のお仕事のこだわりを綴った
◎本当に良いデザインとは☆について綴った
◎ティファニーで朝食をのヘップバーンドレス
ジバンシィのドレスとへップバーンへの思い



