写真は本文と関係ないです。
今日、急用ができて
お茶することになり
退屈な部屋を飛び出してシャワーを浴びた。
私の深いところを満足させてくれるクラランスのコールポーヌーブを身にまとう。
クラシカルな香りとしっとりした潤いに包まれると
体の底からため息がでる。
マナーとして儀礼的にしたアイラインが太くなりすぎて
ノーメークの肌から浮いていると感じる。
本当はするつもりがなかったけれど、使い慣れた気に入りの化粧品でフルメイクをする。
今日はいつものバラでなくスズランの香水をふりかけ
白い洗いざらしのTシャツとジーパンに
赤いロングストールを無造作にかける。
ワインレッドの眼鏡をかけて鏡に映る。
あぁ、かつて男性を心から愛し喜びを感じていた自分がそこにいた。
あなたは美しい、素晴らしい女性です
潤い輝き満ち溢れた笑顔の鏡が
語りかけてくる。
思わず手に力が入った。
あぁ、もう一度昔の自分に戻れた。
たくさんの愛を受け取り感じながら生きていた自分に戻れた。
しかし、今の私はかつての飢え求めていた自分とは違う。
内面から湧き出る思いというのを知っている。
過去の努力し苦しんできた私よ
私はもう解放されていい
本能が知ってる
本能に任せました
