【借金総額800万円】「結婚したら一緒に返せばいい」婚約者の衝撃発言に娘がようやく目を覚ました日
第3話の続きです。
娘の婚約者が抱えていた借金。
それは私たちが想像していたレベルを遥かに超えていました。
最初に発覚したのはカードローン。
続いて消費者金融。
さらに知人からの借り入れ。
そして。
娘にも隠していた複数の未払い。
それらを合計すると。
800万円近い金額になっていました。
私たち夫婦は言葉を失いました。
娘も顔面蒼白です。
■娘が知らなかった現実
婚約者はこれまで。
「仕事は順調」
「収入も安定している」
そう話していました。
しかし実際には。
借金返済で毎月苦しい状態。
生活費も自転車操業。
娘から借りた100万円も。
事業資金ではなく返済に消えていた可能性が高かったのです。
娘は泣きながら言いました。
「そんな話聞いてない……」
当然でした。
聞かされていなかったのですから。
■話し合いの場
私たちは再び婚約者を呼びました。
今度は穏やかな食事会ではありません。
事実確認です。
夫は資料を並べました。
借入額。
返済状況。
督促通知。
未払い明細。
婚約者は最初こそ取り繕っていました。
しかし。
証拠を突き付けられると黙り込みました。
■信じられない発言
そして。
私が今でも忘れられない言葉を口にしたんです。
「結婚したら夫婦なんだから」
「一緒に返せばいいじゃないですか」
一瞬。
部屋が静まり返りました。
娘も固まっていました。
まるで。
借金を背負わせることが当然かのような口調だったんです。
私は背筋が寒くなりました。
■夫の怒り
夫は静かに立ち上がりました。
怒鳴りませんでした。
でも。
その顔は今まで見たことがないほど険しかった。
「娘を借金返済要員だと思っているのか」
婚約者は答えません。
「結婚は助け合いだと言いたいのかもしれない」
「だが隠していた人間が言う言葉じゃない」
婚約者の顔色が変わりました。
■本性が現れる
そして。
ついに彼は逆ギレしました。
「だから親は嫌なんだよ!」
「二人の問題だろ!」
「口出しするな!」
これまでの礼儀正しい青年は消えていました。
娘は驚いた顔をしていました。
たぶん。
初めて見る姿だったのでしょう。
■娘が見た現実
その日。
婚約者が帰った後。
娘は何時間も黙っていました。
そして深夜。
リビングでぽつりと言ったんです。
「私、何を見ていたんだろう……」
涙を流しながら。
「ずっと信じてたのに」
「全部嘘だったのかな……」
私は何も言えませんでした。
ただ隣に座り。
背中をさすることしかできませんでした。
■婚約破棄を決意
数日後。
娘は婚約者と会いました。
そして。
婚約を解消したいと伝えたそうです。
しかし。
婚約者は簡単には引き下がりませんでした。
泣く。
怒る。
責める。
謝る。
また泣く。
その繰り返し。
そして最後には。
「お前のせいで人生終わる」
そう言ったそうです。
娘はその言葉で。
完全に目が覚めたと言っていました。
■終わったと思った
私たちは安心しました。
これで終わった。
娘は助かった。
そう思ったんです。
でも。
本当の修羅場は。
婚約破棄の後に待っていました。
なぜなら彼は。
娘から受け取った100万円を返す気がなかったのです。
(最終話へ続く)
■管理人より
恋愛中は「助けたい」という気持ちが強くなり、冷静な判断が難しくなることがあります。
しかし、重大な借金や重要な事実を隠していた場合は、信頼関係そのものが揺らぎます。
結婚前に気付けたことは不幸中の幸いだったのかもしれません。
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