【娘が推しに300万円使っていた】「ただの趣味でしょ?」と思っていたら、我が家が崩壊しかけた話
※この体験談は読者様から寄せられた内容をもとに再構成しています。
娘の推し活が原因で、家族が壊れるなんて思ってもいませんでした。
テレビで見るアイドル。
SNSで話題のライブ。
推しのアクリルスタンドやグッズ。
正直に言うと。
私は最初、軽く考えていました。
「若い子なんだから好きなものがあっていいじゃない」
「趣味があるのは悪いことじゃない」
そう思っていたんです。
まさかその数年後。
家族会議で娘に向かって『もう出て行ってくれ』と言う日が来るなんて。
夢にも思っていませんでした。
■娘が推しに出会った日
娘が高校2年生の頃でした。
ある男性アイドルグループに夢中になりました。
最初は微笑ましかったんです。
部屋にポスターを貼る。
SNSを見る。
音楽を聴く。
どこにでもいる普通のファンでした。
成績も悪くない。
部活も続けている。
だから心配していませんでした。
■大学進学後に変わった
異変が起きたのは大学生になってからです。
アルバイトを始め。
自由になるお金が増えました。
すると。
ライブ。
遠征。
握手会。
オンラインイベント。
限定グッズ。
推し活がどんどんエスカレートしていったんです。
最初は月に数万円。
やがて十万円。
そして。
バイト代のほとんどを使うようになりました。
それでも。
自分で稼いだお金だからと見守っていました。
あの時止めていれば。
今でもそう思います。
■就職してさらに加速
大学卒業後。
娘は無事就職しました。
しかし。
状況は良くなるどころか悪化しました。
社会人になり。
収入が増え。
推し活に使う金額も増えたのです。
全国遠征。
海外公演。
ファンクラブ複数加入。
大量購入。
休日はほぼ推し活。
有給も推し活。
ボーナスも推し活。
まるで人生の中心が推しになっていました。
■家族との会話が消えた
その頃から。
娘との会話が減りました。
夕飯も一緒に食べない。
休日も出かける。
家族旅行も断る。
親戚の集まりも来ない。
理由は全部同じ。
「推しの予定があるから」
最初は笑っていました。
でも次第に。
家族全員が寂しさを感じ始めました。
■発覚した借金
事件は突然でした。
ある日。
娘が泣きながら帰宅したんです。
顔面蒼白でした。
そして言いました。
「お母さん、ごめんなさい」
「借金があるの……」
頭が真っ白になりました。
話を聞くと。
クレジットカード。
リボ払い。
消費者金融。
合計額は。
300万円近く。
原因はすべて推し活でした。
■父親の怒り
娘の父親である夫は激怒しました。
当然です。
家族には相談しない。
借金を隠す。
返済不能になる。
信頼は完全に崩れました。
夫は叫びました。
「アイドルのために人生壊してどうする!」
「そんなもの本当にお前を幸せにしてくれるのか!」
娘も泣きながら反論しました。
「お父さんには分からない!」
「推しがいたから頑張れたんだよ!」
家の中は修羅場でした。
■家族会議
数日後。
家族全員で話し合いました。
その時初めて。
娘は本音を話しました。
仕事のストレス。
人間関係。
将来への不安。
孤独感。
その全てから逃げる場所が推し活だったのです。
ライブに行くと現実を忘れられる。
SNSを見ると安心できる。
推しを応援している時間だけ幸せだった。
だからやめられなかった。
気づけば。
依存に近い状態になっていました。
■親として思ったこと
私はその話を聞きながら。
娘を責める気持ちと。
助けたい気持ちの間で揺れていました。
借金は許されません。
でも。
娘は苦しんでいた。
そして親である私たちは。
その苦しさに気づけなかった。
■現在
あれから数年。
娘は返済を続けています。
推し活も完全にはやめていません。
ただ。
以前とは違います。
予算を決める。
貯金を優先する。
現実を見ながら楽しむ。
そういう付き合い方を覚えました。
そして私たち家族も学びました。
問題は推し活そのものではない。
何か一つに依存しなければ生きられなくなった時が危険なのだと。
今でも娘はライブに行きます。
グッズも買います。
でも。
帰宅すると笑いながら話してくれます。
その姿を見るたび。
あの日壊れかけた家族が、少しずつ戻ってきたのだと感じています。
■管理人より
近年、推し活に関する体験談は非常に増えています。
推し活そのものは人生を豊かにしてくれる素晴らしい趣味です。
しかし、お金や生活、人間関係に大きな影響が出始めた時は注意が必要です。
家族だからこそ気づけるサインもあります。
否定するのではなく、話を聞くことの大切さを考えさせられる体験談でした。
■体験談募集
・推し活で起きたトラブル
・家族との価値観の違い
・借金問題
・子どもの趣味との向き合い方
・SNSや推し活依存の体験談
あなたの体験談をお待ちしております。