【第1話】「お義母さん、それ古いです」——息子の嫁に“否定され続けた”私の話
息子が結婚した時。
私は本当に嬉しかったんです。
「やっと安心した」
「これからは二人で支え合って生きていくんだな」
そう思っていました。
だから最初は、お嫁さんとも仲良くしたかった。
嫌われないように。
距離感を間違えないように。
かなり気を使っていたつもりです。
でも。
気づけば私は、“何を言っても否定される側”になっていました。
■最初は小さな違和感だった
最初に違和感を覚えたのは、結婚して数ヶ月後。
息子夫婦が家に来た時でした。
私は張り切って料理を作ったんです。
煮物。
唐揚げ。
炊き込みご飯。
息子が昔好きだったものを並べました。
すると、お嫁さんが笑いながら言ったんです。
「わ〜、なんか旅館みたいですね」
最初は褒め言葉だと思いました。
でも続けて。
「うちはもっと簡単なのばっかりなんで」
「こんなに作るの大変じゃないですか?」
その言い方が、なんとなく引っかかったんです。
まるで。
“こんな昔ながらのこと、今どきしないですよね”
そう言われているみたいで。
■価値観を否定される
それから少しずつ。
お嫁さんの言葉に傷つくことが増えていきました。
「今ってそんな育て方しないですよ」
「それ昭和っぽいですね」
「お義母さん、考え方古いかも」
悪気はないのかもしれません。
でも。
言われるたびに、自分の人生そのものを否定されている気がしたんです。
私は私なりに、一生懸命子育てしてきた。
失敗もあったけど、息子を大事に育ててきたつもりでした。
なのに。
“古い人”みたいに扱われる。
それが、想像以上に苦しかった。
■息子は何も言わない
一番辛かったのは。
息子が、何も言わないことでした。
昔は、あんなに「母さん、母さん」だったのに。
今は、お嫁さんが何を言っても苦笑い。
合わせるだけ。
もちろん分かっています。
結婚した以上、妻を大事にするのは当然。
でも。
“私はもう味方じゃないんだ”
そう感じる瞬間が、増えていきました。
■孫が生まれてから
そして、孫が生まれてから。
関係はさらに難しくなりました。
私は嬉しくて、つい色々言ってしまったんです。
「寒くない?」
「抱っこ代わろうか?」
「少し寝たほうがいいんじゃない?」
でもそのたびに。
「大丈夫です」
「今はそういうの違うので」
ピシャッと返される。
そして気づけば。
私は、“何も言えない姑”になっていました。
(第2話へ続きます)
■管理人より
アラカン世代から非常に多く届くのが、「義理の娘との距離感」に関する悩みです。
特に最近は、育児や価値観の違いが大きく、“悪気なく否定される”ことに傷つく方が本当に多い。
「時代が違う」と分かっていても、自分の人生を否定されたように感じてしまうんですよね。
■体験談募集
義理の娘・嫁姑問題・孫との距離感に関する体験談を募集しています。
・価値観の違いで苦しんだ
・息子が嫁側につらい
・孫に会いづらい
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