夫の借金発覚③ 義両親を呼んだ家族会議、そして私が出した結論

前回の続きです。

夫の借金は、86万円どころではありませんでした。

全部で約300万円。

しかも、まだ請求が来ていないものもあると言います。

私はその場から動けませんでした。

頭の中が完全に真っ白でした。

しばらく沈黙が続きました。

時計の音だけが、やけに大きく聞こえます。

やっとの思いで、私は聞きました。

「なんでこんなことになったの?」

夫はしばらく黙っていました。

そして、ゆっくり言いました。

「最初は…本当に少しだった」

生活費が足りなくて借りたのが始まりだったそうです。

でも、返すためにまた借りて。

気づいたら、どんどん膨らんでいった。

よくある話かもしれません。

でも、私は納得できませんでした。

「どうして相談してくれなかったの?」

そう聞くと、夫は小さく言いました。

「言えなかった」

「情けなくて…」

私は思いました。

情けないのは今です。

でも、そのとき私は気づきました。

この問題は、私たち二人だけでは解決できない。

私は言いました。

「明日、お義父さんとお義母さんに来てもらって」

夫は驚いた顔をしました。

「え…?」

「話をする」

そう言いました。

夫は最初、嫌がりました。

でも、もう隠していられる状況ではありません。

結局、翌日。

義両親が家に来ました。

リビングの空気は重く、誰も口を開きません。

最初に話したのは、私でした。

「実は…」

私は昨日のことをすべて話しました。

借金のこと。

300万円という金額。

義母は言葉を失っていました。

義父は、夫をじっと見ていました。

そして低い声で言いました。

「本当なのか」

夫はうなずきました。

その瞬間、義父が机を叩きました。

「何をやってるんだお前は!!」

私は初めて見ました。

義父があんなに怒るところを。

夫は黙ったままでした。

義母は涙ぐんでいました。

そして義父が言いました。

「いくらだ」

「…300万です」

義父は深いため息をつきました。

そして言いました。

「今回だけだ」

「立て替える」

私は驚きました。

夫も顔を上げました。

でも、その次の言葉が厳しいものでした。

「ただし条件がある」

義父は言いました。

「給料の管理は全部、嫁さんに任せろ」

「カードも全部解約だ」

「二度と借金するな」

夫は何度も頭を下げていました。

私はその様子を見ながら考えていました。

本当にこれでいいのか。

正直、まだ怒りは消えていません。

でも。

この人と結婚して、子どももいます。

簡単に終わらせるわけにもいきません。

私は言いました。

「今回だけです」

「もう隠し事はしないで」

夫は深くうなずきました。

こうして、

私たちの借金問題はひとまず決着しました。

でも。

信頼というものは、一度壊れると簡単には戻りません。

これからが本当の意味での再スタートだと思っています。


管理人より

借金問題は、多くの家庭で起きています。

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・消費者金融

最初は小さくても、気づいたときには大きくなっているケースも少なくありません。

もし同じような経験をされた方がいたら、ぜひ体験談をお聞かせください。


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