GWはカレンダー通りです
って、言葉を通勤生活を辞めてからめっきり言わなくなったことに気付きました


そんな今年のGW
子供は親を救うためにやってくる
を、またしても体感させて頂きました


ワタクシ
何か違うのではないか?
という違和感を感じて俗に言う自分探しを始めてから、
常識を疑う
ということを延々と続けてきました


親や大人の言ってることってホント?
テレビで言ってることってホント?
学校で教わったことってホント?
厚生労働省が子宮頸がんワクチン接種を義務みたいに通知してきてるけど、ホント?



意識してきたので、もうかなりの部分で
常識だと思い込んでいたことはジョーシキでもなんでもなかった、ということが分かったと思っていました


が、
まだ結構基本的なところが残っていたようです



このGW中に、娘のお友達のダンスの発表会に呼んでいただきました。
発表会といっても、出演者総勢約300名、観客1800名、レーザー光線の演出で各ダンスチームが登場するたびにジャニーズ並みの歓声が上がる大規模なものでした



出演者は小学校1年生から上は68才
ジャンルはヒップホップ


はい
68才でヒップホップです



その演目は、中学生の群舞から始まりました
通常はダンスのテーマに合った映像が流れている
舞台上の巨大スクリーンに、この演目の時だけわざわざ年齢が流れたので、中学生だと分かったのです


やがて、舞台袖から1人の男性ダンサーがソロを踊りながらやってきました

巨大スクリーンには
「44才のバク転宙返り」の文字
彼は見事にバク転宙返りを決めました


この時は、内心44ならまだまだイケるだろう
と思っておりました


次は女性のソロ
「レゲエ大好き54才」

次は男性のソロ
「自分がダンスで舞台に立つとは思っていなかった。ヒップホップサイコー!68才」

続いて女性ソロ
「去年結婚しました。もっともっと踊りたい58才」


次も、その次も、その次も
そしてソロパートが終わると、彼らは中学生たちに混じって見事なヒップホップを踊りきりました



ものすごく楽しそうに
満面の笑みで
そのチームの衣装は、赤いチェックのシャツとダメージのオーバーオールでした


会場は割れんばかりの拍手
私は拍手しながら、ボーゼンとしていました



私はシンジテイナカッタ
私が習っていた太極拳の先生は推定65才の女性でした。彼女が藤色の衣装で模範演技を見せてくれた時、妖精が舞っているのかと思いました


でも先生だからできるのだと思っていた


桃井かおりは60で結婚しました
でも、桃井かおりだからできるのだと思っていた


口では60でも結婚できるし、したって良いじゃない?と言っていたくせに


65才で妖精なのも
60才で結婚するのも
三浦雄一郎が80才でエベレスト登頂したのも
特別な人たちだと思っていたんです


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でも、あの日舞台で見た方々は
普通の人でした
44才でバク転して、57の時結婚して、68才で約2000人を前に楽しそうに中学生とヒップホップを踊っている人たちは、それなりのトレーニングを積んでいるとはいえ


自分と同じフツーの人たち


私は、努めて常識を外そうとしながら
心の中では「年寄りの冷や水」という概念を大事に握りしめていました


大袈裟かもしれないけれど
人間はどこまででも行けるんだ
自分が枠さえ決めなければ
誰でも私も例外なく
ということがようやく腑に落ちた思いでした




57で結婚なんてみっともない
68で中学生と同じ格好で踊りまくるなんて
なにも人に迷惑かけてまで80でエベレスト行かなくても
と思う方もいらっしゃるでしょう
44才がもしバク転失敗したら、ほらね、年を考えないからよ、って思う方もいらっしゃると思う

昔の私が思っていたように


でもね
そんな風に苦々しく感じることこそ
自分が自分に我慢させてることなんです

そして
「身体は必ず衰える」のように
無条件に信じてしまっている常識なんです



自分的に「あり得ない」ことをやってみることだけが
想像もできなかった場所に自分を連れて行ってくれる
その時、はじめて人生があり得なく面白くなる
それを延々と地道に繰り返すしか自分に還る道はないのだな、としみじみ思います



今回私が強く思ったことは

どーせいつかは死んじゃうんだから
でした


68で踊りまくったっていいじゃん
80で迷惑かけながらエベレスト登ったっていいじゃん


どーせいつかは死んじゃうんだから


したくないことやめて
好きなことしても一生


陰口も後ろ指も忍笑いもされないように
世間的にも政治的にも正しく生きるのも一生


自分が楽なほうを選べばいいと思う


娘のお供で発表会
正直少し面倒くさいなと思っていましたが
また、新しい世界を見せてくれてありがとう
また、ひとつ枠をぶち壊してくれてありがとう


恥ずかしかったかもしれないし
練習もきつかっただろうけれど
自分が楽しく踊っているだけでも
それを見て勝手に気づいていく人もいる


やりたいことやっちゃったほうがいい
と私は思う

どーせいつかは死んじゃうんだから



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