婦人科疾患の経過観察中で、手術は避けたいと考えている方がクリアリング鍼灸をお申し込み下さるケースが多いので、これについて改めてお話ししたいと思います。
クリアリング鍼灸を希望される方が手術を避けたいと考える理由は
「それだけでは解決しない」「外科的処置をしただけでは再発するであろう」と言う問題意識です。
子宮筋腫を、あるいは子宮がん、嚢胞、膿瘍、内膜症を創った原因に心当たりがありますか?と伺うと、ほとんどの方が「ある」とお答えになります。
子宮は生殖器官という認識が強いため、妊娠出産を希望していない場合には、意識を向けられることの少ない器官です。
ましてや、「女性は子宮で考える」という言葉にはジェンダーバイアス(社会的・文化的性差別)の響きがあり、女性自身が子宮と感情を結びつけること自体を避けて来た経緯すらあるのです。
一方で、妊娠を経験した女性の中には、妊娠中に自分の感情が大きく揺さぶられるような出来事が起こると子宮が収縮したり、張ったりして痛むという体験を通して、感情と子宮の関係に気づいたとおっしゃる方もいらっしゃいます。
私は鍼灸施術を続ける中で
ある時、ホルモンのバランスが崩れた事が原因で生理不順や痛み、不正出血の症状が出ている方々にある共通点があることに気づきました。
それは、
「感情的な浸蝕を受けている」
「ご自分を明け渡している部分がある」ということでした。
彼女たちは、一様に
非常に能力が高く
ご自分から他人に対し要求することが少なく
根性があって我慢強い
のです。
そのために家族や上司の理不尽と思えるような要求にも
・能力の高さから応じることができ
・途中で多少の無理が発覚しても根性で乗り切ることができ
・不満があっても吐き出すことはありませんでした
それが結果的に彼女たち自身の時間や生活を必要以上に浪費し、感情を蝕んでホルモンのバランスを崩していたのです。
こうした女性は、ディベートの文化が根付かず
意見を述べることと相手の人格を否定することはイコールだ、と考えてしまう日本では多いタイプかもしれません。
物事を「自分さえ我慢すればこの場は丸く収まる」と捉える事も美徳と考えられています。
スピリチュアルな考え方を学んだ方なら、さらに
「愛」で受け止めなければならない
「怒り」は抱いてはならない
自我の消滅こそが「悟り」なのだから
と考えるかもしれません。
お会いする前に事前にリーディングをした時点で、ほとんどの方が抱いている感情は「やるせなさ」です。
自分の感情を抑え、相手の要求を通すために自分を明け渡し続けることは
一見、丸く収まったように見えて
「一件落着」にはなっていないということを、この感情が如実に表していると思います。
ご自分が抑え続け、
そしてご自分自身を浸食し続けている感情は何なのか?
どうしてそう振る舞い続けるのか?
それを見極めて改めることが現在の症状への対処にも、人生で起こってくる問題の対処にも共通して求められている処方箋なのです。
言えれば癒える

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