オリンピックは自己ベストのオンパレードです

オリンピック選手の自己ベストは、選手たちの鍛錬の賜物であり、一生のうちで最も良い記録


一方同じ自己ベストでも、健康に関してはどんな年齢の、どんな体質の人においても「今の自己のベストの状態」があるのではないかと思います。


例えば、筋肉の
つきやすい体質の人

つきにくい体質の人
がいます。


前回お話ししたように、数値やレベルでいえば、同じような生活をしている20歳代の人同士で比べても
つきやすい人の筋肉レベルは 80点
つきにくい人の筋肉レベルは 30点
ということがあります


30点の人は、整形外科やマッサージに行くと決まって「筋肉が無い」「力が無い」と言われます

でも本人にしてみれば、生活上で特に不自由はないし、他人が見ても外見的にも極端に元気がなくも生気がないとも判断されない


東洋医学でいえば、虚証なだけです


確かに、筋肉レベルからいえば30点
筋肉がつきやすい人から見れば疲れやすいし、風邪もひきやすい。
疲れやすさ、風邪の引きやすさをも点数化して総合的なレベルを判定するとすれば、この人は10段階の3レベルくらいでしょう


この判断基準では健康である、というレベルが10ですから、この人の健康レベルは明らかに低いと言わなければなりません


これでいくと、虚証の人は不健康であるという結論になってしまいます

ところが、筋肉質あるいは筋肉がつきやすい人実証タイプの人と、虚証のタイプの人は、それぞれの体質の個性が「実」又は「虚」であるというだけで、どちらが良いのでも悪いのでもない。むしろ双方に長所も短所もあるのです。


10段階の3レベルという低い数値でも、本人に必要な生活上のエネルギーが確保できれば、それは健康である、ということができる


顔つきも体つきも心持ちも、それぞれみんな違う人たちを、年齢や性別に基づいた数値だけでキッパリと分けてしまうことは、あまりにも大雑把だし、そこから理解できることはあまりにも少ない


だから、レベルや数値というのは、本当にある限られた傾向に対する目安であって、それがあなたを正確に評価するものではない、ということ


健康である、という時に判断すべき基準は無数にあります。時に身体の状態よりも、心の状態の方がずっと自分で考える「健康な状態」に影響があることもある


数値やレベルに頼るよりも
自分が心地よく過ごせる状態
ということを、一度考えてみる必要がありそうです


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