「311以降、鍼灸や自然療法で機能していたものがうまくいかなくなってしまった例がたくさんあります。そのために療法家でも自信を失ってしまった方もいるんです」
尊敬するお医者様が、そう話して下さいました。
311は、全てを変えてしまった。森羅万象も人心も何もかも
鍼灸の効果まで⁈と驚くけれど、当然漢方もアロマテラピーも整体でも、気づいている方は多いと思います
「でもね、それを補完する手立てはきちんとあるんです」
311以降の一番の変化は、隠れていたもの、無い事にしていたもの、確かにあるのに気づかなかったもの、それがどんどん表面化してくることによって、本当に大切なものに気づいていくプロセスが加速した事だと思います。それは個人的な魂の成長だけでなく、世の中の動いているもの全部に共通していたようです
例えば鍼灸で言えば、システムの仕組みや効果を一度体得してしまうと惰性や慢心が生まれます。長い時間かけて作り上げられた経験によるシステムは確実な効果があるから。
でも、それだけでは仏作って魂入れずと同じこと。
本当に効果を発揮するのは、システムを作り上げてきた人々の思いであり、使う人の思いであるはずなのです
技術に頼る
結果にこだわる
症状を追う
のではなく、
道具を大切にする
過程を大切にする
人の心を大切にする
つまり
たった今、自分のしていることを大切にする
それは、私という小さな人間が自分の理解できる範囲で考たちっぽけな一側面でしかありません。
お医者様の考えている「手立て」とは雲泥の差でしょう。
311以降は本当に全てが変わってしまったのかもしれない
そして、本当は何も変わっていないのに、流れから離れてしまっていたのは人間の心の方だったのかもしれない
どっちなんですかっ!?
多分
どちらも
そしてどちらでもない
何がどう変わって、そのためにどうすれば良いのか
どうすれば良いかの答えは感謝や愛でしょう
けれども何に?誰に?どんな風に?
それは自分で考えなくてはならないし、その過程にしか感謝や愛は生まれない
だから、震災は考えるきっかけを与えてくれたという意味で、成長を加速させるための大きなヒントでもあった。
被災しなかった私は、そこに立ち会えたことの幸せを忘れてはいけないのだな、と思います。
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