病気と健康を考える時に、思考が身体に及ぼす影響が思いの外大きいことをお話ししましたが、教育や価値観によって形作られている現在の思考が健康にとって悪影響を与えている場合、それ(考え方)を変えることなどできるのでしょうか?
可能か不可能かは別にして、視点を変えれば思考は変えることができます。


例えば下痢をした時に
「うわぁ、風邪ひいちゃったのかな?それとも昼のフライの油が良くなかったのかな?下痢がひどくなったらどうしよう」
と、考えるのか

「不要なものが出て行っている。ラッキー」
と考えるのか



幼い頃から、仮に「下痢には気をつけないといけない」とか、「冷えたのね?疲れたのね?」あるいは「何か嫌なことでもあったのね?」と原因を特定され、直ちに腹巻をして夕飯はお粥、お風呂は止めて明日は学校をお休みしなさい。などと言われて育っていれば、成人してからもさすがに翌日会社は休まないとしても心の底では「今日は本当なら休んでなければならない体調だ」と思って過ごしているために、今ひとつ調子が出ないかもしれません



思考、というのは常日頃からの判断基準になる考え方ですが、身体に反映してくるのはこれだけではなく、むしろ潜在意識に刷り込まれた、いわば頭の判断を通さないとっさの判断の影響の方が大きいのです



上の例で言うと、現在の自分は成人して体力もあり、昨日の下痢の影響は自覚としては何もないとしても『心の底で、本調子ではないかも』と考えている部分が実はかなり大きく影響するということです



1.この部分を変えるためには、「幼い自分」が見ていた視点から「成人した自分」の視点へと認識を書き変える


2.実際の下痢による身体への影響を観察することによって、原因が自分の側の肉体的・精神的弱さにあるのか、疲れや過食による特定の条件にあるのかを見極める。これによって原因を書き変える





しかし、いずれも意識の上だけでなく、腑に落ちる、心の底から納得する、というところまでいかないと効果はありません。それどころか意識と無意識が対立していると、下痢がおこるたびに必要以上の葛藤がおこって、身体に影響し不調が長引いてしまうようなことが有り得ます



今回は『下痢』を例にとりましたが、お気づきのようにこの思考については、病気や健康についてだけに影響してくるわけではありません。考え方は生活全てに関わってきます



視点を変えるためにはここでお話しした『自分自身の現在の状況を見直すことで、親(や影響のあった大人)ではなく自分自身の判断による思考に書き変える』



そして、もしそれが難しいようでしたら、視点を変えるための方法はまだ他にもあります



続く


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