脊柱側弯症の治療に関して、迷っていらっしゃるというご相談がありました
側弯症に限らず、現代では情報が多いことがかえって決断をしにくくしているようです
中学生の男子、外科で脚の骨折の治療を受けていた際に脊柱側弯症を疑われ、全国でも有数の専門病院を受診
先天的な肋骨の間隔の異常や、頚椎間の狭窄などを指摘されましたが、側弯症については、経過観察ということになりました
脊柱側弯症は、現代では成長期の実に40%に発症するともいわれ、女子の発症率は男子の5~7倍、検査によって30度を越える異常が見られれば治療が必要とされる疾患です
治療は程度により矯正具、手術が適用され、整体、カイロプラクティック、マッサージなどによる治療は無効とされています
さて、ご相談のケースでは、現在直ぐに治療の要はなしと判断されたが、整体やカイロを定期的に受けなくてよいのか、というお母様からのもの
結論からいうと、不要だと思われます
お母様が気にしていらっしゃるのは、先天的な肋骨の異常や、頚椎の狭窄
それらが発見される元となった側弯症も、念のための検査であったはずが、ネットで情報を調べたり、外科と専門病院の意見が違ったり、思いもかけなかった先天的異常が見つかったりしたため、すっかり混乱してしまわれたようです
私が求められたのは、サードオピニオンでした
まず、わかって頂きたいのは、人間の体というのはバランスで成り立っているということです
実際の人間は理科室の骨格標本のようではありません
骨盤矯正が流行りですが、骨盤が傾いていれば、必ず背骨や脚の骨も傾いています。立つ、歩く、などに必要なバランスを保つためです
そして、それがその人のバランスです
骨盤の傾きを治し、それを維持するためには、維持するための筋力が必要です
偏った筋力のまま、骨だけ移動させても、身体の使い方などの習慣によって、早晩元に戻ってしまいます
ですから、特に成長期に大切なことは、運動を通して、骨格にあった筋力を付けていくことです
もちろん、治療を要する脊柱側弯症は、専門医の指導に基づいて、成長が止まるまで治療を続けることが前提です
しかし、背骨が曲がっている、歯が教科書のは記述より少ない、頚椎が曲がっている、などというのは、聞いた時にはビックリしてしまいますが、決して珍しいことではありません
最近は、先天的に肋骨がくっついていて、12対ないケースも増えているそうです
顎の骨が小さくなってきて、歯が入りきれなくなっていることも、これも、進化の過程なのかもしれません
成長期以降に支障がでて初めて、これが原因であったと気づくケースもあるようですが、全くきづかないまま支障なく過ごせる場合もあります
要はバランスがとれていれば良いのです
迷った時はスタンダードに無理矢理近付けるのではなく、各人にとっての自然な方法、バランスを維持できる方法とは何かを考えて頂きたいと思います
ほとんどの整形外科的な疾患と同様に、このケースでも骨格にあった、そしてさらに骨格を補うための筋力を付けていく努力をすることがもっとも肝要であると言えます
側弯症に限らず、現代では情報が多いことがかえって決断をしにくくしているようです
中学生の男子、外科で脚の骨折の治療を受けていた際に脊柱側弯症を疑われ、全国でも有数の専門病院を受診
先天的な肋骨の間隔の異常や、頚椎間の狭窄などを指摘されましたが、側弯症については、経過観察ということになりました
脊柱側弯症は、現代では成長期の実に40%に発症するともいわれ、女子の発症率は男子の5~7倍、検査によって30度を越える異常が見られれば治療が必要とされる疾患です
治療は程度により矯正具、手術が適用され、整体、カイロプラクティック、マッサージなどによる治療は無効とされています
さて、ご相談のケースでは、現在直ぐに治療の要はなしと判断されたが、整体やカイロを定期的に受けなくてよいのか、というお母様からのもの
結論からいうと、不要だと思われます
お母様が気にしていらっしゃるのは、先天的な肋骨の異常や、頚椎の狭窄
それらが発見される元となった側弯症も、念のための検査であったはずが、ネットで情報を調べたり、外科と専門病院の意見が違ったり、思いもかけなかった先天的異常が見つかったりしたため、すっかり混乱してしまわれたようです
私が求められたのは、サードオピニオンでした
まず、わかって頂きたいのは、人間の体というのはバランスで成り立っているということです
実際の人間は理科室の骨格標本のようではありません
骨盤矯正が流行りですが、骨盤が傾いていれば、必ず背骨や脚の骨も傾いています。立つ、歩く、などに必要なバランスを保つためです
そして、それがその人のバランスです
骨盤の傾きを治し、それを維持するためには、維持するための筋力が必要です
偏った筋力のまま、骨だけ移動させても、身体の使い方などの習慣によって、早晩元に戻ってしまいます
ですから、特に成長期に大切なことは、運動を通して、骨格にあった筋力を付けていくことです
もちろん、治療を要する脊柱側弯症は、専門医の指導に基づいて、成長が止まるまで治療を続けることが前提です
しかし、背骨が曲がっている、歯が教科書のは記述より少ない、頚椎が曲がっている、などというのは、聞いた時にはビックリしてしまいますが、決して珍しいことではありません
最近は、先天的に肋骨がくっついていて、12対ないケースも増えているそうです
顎の骨が小さくなってきて、歯が入りきれなくなっていることも、これも、進化の過程なのかもしれません
成長期以降に支障がでて初めて、これが原因であったと気づくケースもあるようですが、全くきづかないまま支障なく過ごせる場合もあります
要はバランスがとれていれば良いのです
迷った時はスタンダードに無理矢理近付けるのではなく、各人にとっての自然な方法、バランスを維持できる方法とは何かを考えて頂きたいと思います
ほとんどの整形外科的な疾患と同様に、このケースでも骨格にあった、そしてさらに骨格を補うための筋力を付けていく努力をすることがもっとも肝要であると言えます
