心身症になりやすい人の性格傾向は




アレキシサイミアと呼ばれるそうです






これは自分の感情(情動)への気づきや




その感情の言語化の障害




また内省の乏しさといった点に特徴があると言われています






当初は心身症にみられる性格的特長として




調査が進められていましたが




近年は衝動性との関連や、共感能力の欠如など




ストレス対処や対人関係を巡る問題との関連が研究されているそうです






古典的な心身症患者さんの特徴としては




あまり生気が感じられず


葛藤状況やフラストレーションがたまる状況では


内省したり、困難に上手に対処したりするのではなく


むしろそれを避けるための行動に走ってしまう


というもの








その後アレキシサイミアの特長は以下のようにまとめられました




1. 自分の感情がどのようなものであるか言葉で表現したり


   情動が喚起されたことによってもたらされる感情と


   身体の感覚を区別したりすることが困難である




2. 感情を他人に言葉で表すことが困難である




3. 貧弱な空想力から証明されるように


   想像力が制限されている




4. (自己の内面よりも)刺激に結びついた


   外的な事実への関心が向かう認知スタイル










つまりこれらのタイプの人々にとっては




むかつく イコール 痒い




落ち込む イコール 痒い




つまらない イコール 痒い




という回路が出来上がっている





身体の不快感や、周りで起こっていることには




非常に敏感で、きちんと説明できるのに




自分の内面には無関心




だから一日を振り返っても




今日も痒かったで、お終い




そのためにまた明日も痒いわけです








該当疾患の患者さん全てが




心身症というわけではないのですが




こうした性格傾向を持つ人は多いように思えます




心身症の定義及び疾患はこちら










アレキシサイミアによる心身症の治療には


運動や芸術活動が適しているそうです





でも、最も大切なことは


自分の身体を観察して身体と会話をすること




自分の身体の反応や変化に普段から気をつけていると


痛みや痒みにきっかけがあることがわかります






どんなときに頭痛がするのか




どんなときに痒くなるのか




どんなときに眩暈がするのか






そうすると




身体の変化が




気候や、感情の変化と連動していることに気づくはずです




それがわかれば




原因を取り除くことも




早目に対処することもできるようになります






痒い と感じたら、何があったか考えてみる




また胃が痛む と感じたら 何があったのかを思い出してみる






観察することによって




慢性の不調の原因がつかめることもあるし




身体のことは「せんせい」まかせ、から




たくさんの方が抜け出せば




医療費だって




ずいぶん削減されて




コンビニ受診のために




過労で倒れるお医者さまも




減ってくるはずです












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