=第11話「ティオの自立」=
短足マンチカンのティオが、足長のメルに惚れ込んで以来、ティオは少し大人になったようで、僕やぐれおじさんに甘える頻度が減ったような気がしました。1人の男になったということなのでしょうか。
一方、メルは相変わらず大はしゃぎ。ぐれおじさんやゆき姐と楽しく遊んでおりました。
ティオは1人で遊んでいたり、タイミングをずらして僕に遊んでとせがんできたりしていました。自然なことなのでしょうが、僕は少し可愛そうだなと感じていました。
そんな中、ぐれおじさんはたまに寄っていって気にしてくれていました。
最後の最後までティオがぐれおじさんのことを慕っていたのは、そんなぐれおじさんの尽きることのない愛情のおかげだと思います。特にティオは臆病なところがあるから、ぐれおじさんがいなかったら、家族の中に馴染んでいなかったかもしれませんね。
そんな成熟期の変化もありつつ、ティオパパはメルママにアプローチを続けていました。でも、どうしても短足だから、足長のメルと愛し合うのは少し大変そうでした。短い足を精いっぱい踏ん張りながら、必死に食らいついてメルを後ろから抱きしめようとする様子は、申し訳ないけれど滑稽な姿でした。
僕は正直、
「頑張ってるけど、子供、出来ないかもね」
そう思っていました。
そして、およそ2ヶ月後、
なんとなく、メルが最近太ってきたなと思うようになり、最初は特に気にしていなかったのですが、ある日、ふと、「ん?まてよ、、まさか、、」という気持ちが生じて、病院に連れていったのです。そこで、衝撃の事実が告げられたのでした。
第11話 完










