9月に入り、かなりタイトだったスケジュールもいつもの日常に戻ってきて、通い始めて2年になるジムトレーニングや1年半前から始めたピアノレッスン、細くながーく続けている英会話レッスン(飲み会で楽しく話せるレベル維持のため)に、いつものペースで行くことができるようになりました。

やっぱ忙しすぎて、やりたいことができない!という状態が長く続くと、起業した意味がないでしょ、と感じますし、しっかり時間のオーガナイズをして多少忙しい時でも、やりたいことはがっつり、やりつくしたいと思います。



さて昨日からマイナーチェンジしたこのブログ、早速ちょっと真面目に、ライフオーガナイザーたちにもっと有益となる、片づけの仕事に興味のある人・片づけのプロってどんな仕事をしているの?という人、会社員から、主婦から起業を目指す人たちにお役にたてる記事になればと思うのですが、かなり初歩的な「はじめの第一歩」レベルから書きたいと思います。





まず私が起業の「ネタ」に選んだ、
プロのオーガナイザーという仕事について。
私はこの仕事に惚れ、絶対に日本に広め確立したい!!と思ったことから、一般社団法人という法人格をもつ協会という組織をつくり、資格認定事業という手段でプロのオーガナイザーを日本に職業として確立するという事業を始めるため、17年間勤務した会社を退職し起業しました。



でもそもそもプロのオーガナイザーの仕事って???という方がまだまだ多いわけで、まずはそこからご紹介したいと思います。

オーガナイザーたちはもちろん知っていることばかりだと思いますが、復習の意味もかねて読んでいただければ嬉しいです。ただ私の講座でもお伝えしていますが「知っている」ことと「わかっている=理解している」こと、「できる=再現性がある(自分でも説明できる、して見せることができる)」ことは異なりますので、まだ「できる」段階ではない人は、この機会にプロのオーガナイザーを自分の言葉で説明できるようにしてくださいね!



プロフェッショナル・オーガナイザー(ライフオーガナイザー)=プロのオーガナイザーとは?



時代とともに生活が豊かになったものの、モノ・情報・空間、あらゆるものを必要以上に多く所有し過ぎ、最も重要な資源である時間が足りなくなり、かえって豊かな生活から遠ざかってしまう……。
そんなジレンマから抜け出したい、モノに溢れた生活と空間をなんとかしたい、単なる部屋の片づけや整理整頓だけではなく、根本的に暮らしそのものを見直したい、でもどうしたらいいのかわからない……!



こういった悩みを持つ多くのアメリカ人の需要から生まれ、その悩みや問題を解決に導く専門的な人材、それがプロフェッショナル・オーガナイザーという職業です。

アメリカでプロフェッショナル・オーガナイザーが誕生したのは1980年代初頭。
これはアメリカの豊かさを象徴する古き良き時代である1950~1960年代以降急速に近代化がすすみ、市場原理を重視する自由貿易の経済政策ととり続けた結果、世界中(特に日本やアジア各国)からより良い商品が安く大量に輸入され、自国の製造業が衰退しサービス業への転換がアメリカで行われた時代です。


その後20年間、アメリカではどんどんオーガナイザーの需要は高まっていき、2002年には整理収納用品の売り上げが50億ドル(約4,800億円)以上を記録し、2004年には『整理整頓ブーム』も起こり、一般市民の散らかった部屋を片づける「Clean Sweep」「Mission Organization」「Clean House」といった番組が高視聴率を維持したそうです。
また2006年にはアメリカのプロフェッショナル・オーガナイザー最大の団体である
NAPO(National Association of Professional Organizers「ネイポ」)のメンバーたちが135,000もの顧客の案件を手がけるなど、21世紀型の職業として非常に注目を浴びている仕事です。


アメリカのプロフェッショナル・オーガナイザーは、コンサルタントでありカウンセラーであり、情報システムのエキスパート、ホームエコノミスト、オフィスの管理者であり、先生、タイムマネジメントコーチ、スペースデザイナー、講演者でもあります。それぞれの得意分野で専門性を活かし、様々な活動を行っており、その手掛ける分野は住居・オフィス等の空間だけではなく、暮らしや人生、時間から金融資産まで多岐にわたります。
特に昨今は専門分野が細分化されていく傾向にあるといえます。日本のインテリアコーディネーターでも店舗が専門の人もいれば、住宅専門の人もいる、マンションのリフォーム専門の人もいればモデルルームしか手がけない人もいる、なんてイメージでしょうか。
現在プロフェッショナル・オーガナイザーにはガレージ専門、シニア専門というプロも多数います。




さてこのプロフェッショナル・オーガナイザー(日本ではライフオーガナイザー)という仕事、従来からある片づけの代行業者(ダスキン、アート引越サービス他大手家事代行業者が以前より片づけサービスは提供しています)とは何が違うのでしょうか?

日本でおそらく初めてプロフェッショナル・オーガナイザーの仕事を書籍で紹介した(一部雑誌の記事等では紹介されていた記録はあります)大塚敦子さんの著書『モノとわかれる!生き方の整理整頓』

モノとわかれる! 生き方の整理整頓/大塚 敦子

¥1,512
Amazon.co.jp

には、

「単にものを捨てたり、収納の問題を解決したりするだけでなく、生き方や生活全般の見直しをする手助けをしてくれる仕事」
と書かれています。


空間の整理よりだけではなく、思考や感情の整理を並行して、いやむしろ先におこなっていく、という点が従来の日本のプロとの大きな違いといえるでしょう。

そう、オーガナイザーは部屋の片づけのお手伝いが 仕事というわけではありません。
クライアントの生き方や生活全般(場合によりもちろん仕事も!)の見直しをお手伝いする仕事です。

そのためお手伝いの対象は「部屋・オフィス」といった空間だけではなく、「モノ・情報・時間」そしてライフオーガナイザーとしては「メンタル」も含まれます。



部屋やオフィス、気持ちや暮らし自体がとっちらかって自分だけではどうしようもない時、「とりあえずオーガナイザーに相談してみようかな」と気軽に思い出してもらえる、毎月とか数ヶ月に一回、美容院で美容師さんにカットしたりカラーリングしてもらうように、ネイルサロンでネイリストさんに爪を美しくしてもらうように、クイックマッサージで体をほぐしてもらうように、片づけが苦手な方が気軽にライフオーガナイザーに「Help Me!」と言ってもらえる職業になればと思っています。


ちなみにアメリカでは普通に「プロのオーガナイザーになるためには(Become a Professional Organizer)」なんて書籍が売られているくらい、一般な職業なんですよね。


英語が堪能な方は是非ご一読いただければと思います。(e-book版もあります。)