外来患者さんが保険証代わりにマイナンバーカードを使う率 | kyupinの日記 気が向けば更新

外来患者さんが保険証代わりにマイナンバーカードを使う率

 

 

令和6年から新規に保険証は発行されなくなり、マイナンバーカードを保険証として使うことを国は推奨している。しかし、今は移行期間で保険証を使うことも可能である。僕は未だにマイナンバーカードを保険証として使ったことがない。

 

うちの病院の外来患者さんのマイナンバーカード利用率は低い。おそらく10~20%ほどと思われる。それに対し、僕が通院している整形外科医院ではマイナンバーカード利用率が50%を超えていると言う。

 

単科精神科病院に通院する患者さんはマイナンバーカードを取得していない人も他科に比べおそらく多いと思われる。そのようなこともあり、マイナンバーカード利用率が低いままなのであろう。これが精神科、心療内科クリニックになるとおそらく取得している人が多いので、利用率が高いと思う。

 

マイナンバーカードは住民票や戸籍謄本がコンビニで簡単に取れるので便利である。つまりマイナンバーカードは社会とのかかわりの大きさで必要度は変わってくる。

 

精神科患者さんで終日引きこもっていて、外出するのも病院に通院するか、散歩するか、コンビニに行くくらいだと、マイナンバーカードはほぼ必要ない。行政が保険証の関係で取得しない人でも、しばらくなんとかなるように移行期間を設けたためである。僕は個人的にマイナンバーカードも普及率や更新しない人の問題から、この移行期間が永遠に続くような気がしている。

 

なお、マイナンバーカードは「2025年問題」なる重大な状況にさしかかっている。以下はその詳細である。

 

 
以下は抜粋。
 

マイナカードに搭載された電子証明書の有効期限は5年です。総務省が5月末に公表した資料によると2024年の更新必要枚数が1076万人で23年度(236万人)の4.5倍に増加します。25年は2768万人更新が必要となり、23年の11.7倍になります。

 

これだけ多くの方が電子証明書の更新を行えるでしょうか?電子証明書は市町村窓口にでしか更新できません。更新しないとマイナカードの電子証明書利用ができなくなります。更新しているかどうかはマイナポータルにログインするなどしないとわからないため、医療機関の受付でマイナ保険証として使えないことがわかるケースが今後増加することが懸念されます。

 

このような異常事態になっているのである。

 

最近、テレビを見ていたら、若者が「マイナンバーカードの更新はしない」とテレビインタビューで答えていた。つまり5年目の更新をしない国民が少なからずいそうなのである。つまり現在をピークに普及率が下がるまであり得る。

 

国がお金を配ってまで何兆円もかけた結果がこれである。

 

大変な国民資産の喪失で、誰か責任を取らないといけないレベルだと思う。