お引越し記念「バンPDインタビュー②」 | K-POP(勝手に)うんちくブログ

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なんでこんなに頑張って更新してるの?って聞かれたら、お仕事が独り立ちして落ち着いたのと

答えは単純!

 

GWヒマだからだYO!ヽ(・∀・)ノwww

 
前回の「インタビュー①」を読んで
・これまで大手アイドル(SMとか)しかファンになったことがないから、とても興味深い
・アイドルが出来るまでが読めて面白い
・新設事務所が「芸能事務所」として機能していくまでの過程が興味深い
 
などなど、色んな意見や、「書くの頑張って下さい!」とか、エールコメントなんかも頂きました(笑)
 
というわけで、今日は続きの「インタビュー②」です。
インタビュー① → ★ お引越し記念「バンPDインタビュー①」
 
 
 
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>>会社の話をもっと聞きたいと思います。Big Hitの組織構造はどうなっているのでしょうか?

 

事業運営チームがあって、マネジメントと新人開発チーム、A&R、そしてビジュアルクリエーティブと戦略TFチームがあります。ここに副社長と日本事務所長がいるグローバルビジネスチームがあります。
 
>>ここで私が重要に思うのは、新人開発とマネジメント、これはA&R側なのに、その中の新人開発チームの比重がかなり大きくありませんか?
 
新人開発チームの役割は、デビューアルバムジャケットを撮影する時、マネジメントチームに引き継がれる瞬間に終わります。本格的なデビューカウントダウン段階に入れば、そのスタッフは完全にマネジメント担当に変わります。マネージャーが宿舎に入り、新人開発チームからマネジメントチームに引き継がれるのです。新人開発チームは徹底して新人を発掘し、教える役割なので、デビュー前は事業運営チームのPRや言論教育、コミュニケーション教育、ファン対応について教育することになります。マネジメントに移った時、本当に芸能人として生きていく方法について教育を受けるのです。
 
>>A&Rと新人開発チームを完全に区別されている点はなぜでしょうか?
※A&R=アーティストの発掘・契約・育成。そのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当する部署のこと。
 
完全に違うものですね。A&Rは言葉どおり「Artist and Repertory」なので、レコーディング管理から収録、CD関連日程の整理などを引き受けます。私たちの会社を例にあげれば、歌手の音楽的特色や作曲家を提案するのがA&R。
 
新人開発チームは、舞台に上がる実力と資格があるメンバーを探し出す所。そしてライブで激しく歌って踊れるよう育て上げる所になります。ここが最も重要で、アーティストになった時に、自ら判断して行動できる性格の基盤を作る場所でもあります。なのでデビューした後は新人開発チームは「奪われた!」と感じるようですよ(笑)
 
特にデビューした直後は悪い噂しか聞きませんからね。いくら熱心に準備してデビューさせたとしても、上手くいったという話は聞きません、新人がミスなく完ぺきなステージをこなすことなんて無理です。それに、彼らがステージで上手く出来たとしても、周りから褒められるのは私ですし(笑)新人開発チームは新人を立派に育て上げたとしても、誰かに褒められる機会が無いですからね。
 
>>かなり熱心なチームだと聞きましたが?(バンPD:はい、そうです。)私が知る限り、ラップモンスター君はPdogg氏から紹介されて来たと聞いたのですが、そのような状況下で、ラップモンスター君は新人開発チームにすぐに馴染めたのでしょうか?
 
はい。実際はその当時はまだ「システム」は確立されていなかったので、当時は初めて入ってきた練習生だったこともあり、単純に「音楽は好きか?」「練習生としての資質はあるか?」などを見る期間がおよそ3ヶ月程ありました。3ヶ月の間は「練習時間を決めたら言いなさい。」と、会社は何もタッチしませんでした。
 
その後、簡易評価、基礎評価をします。その練習生候補が本当に音楽が好きで、態度も良く、資質もあり、性格も良ければ、その時から本格的なレッスンが開始されます。その時から私も結果などを見ながら、何を教えるべきか、どのようにしたら良くなるか、などのディレクションをしていきます。
 
正式デビュー1年を控えた頃には、TF(戦略組織)が結成されます。バンタンのTFを例にあげれば、各部署でプロジェクトの中心スタッフが決まります。毎週、候補生の練習映像を撮影し、会議を重ね、メンバーを再構成していきます。入れ替えるメンバーは入れ替え、もう少し様子を見るべきか?など、最後までメンバー構成には悩みます。この過程でグループの色を作ることにもなります。
 
デビュー3ヶ月前になれば、パフォーマンスディレクターが直接付いて指導を始めます。3ヶ月前にもなれば、毎日グループ映像を撮影し、私に送らせます。ここから毎日が過酷になります。修正してはまた直して、の連続です。バンタンのメンバーはデビュー直前の3ヶ月間は本当にキツかったと思いますよ、課題をずっと出し続け、それを毎日チェックしました。

>>練習生の評価内容を教えて下さい。
 
曲も本人が決めて、振り付けも本人が決めます。先生はそれを正しいか、正しくないか、だけ教えます。基礎評価は毎月実施します。
 
>>ほとんどが内部オーディションでしょうか?
 
そうです。ラプモンが来た頃にはまだ基礎評価は無かったですね。
 
>>3年前ですか?
 
はい。3年前にはまだ「バンタンプロジェクト」の企画を始めたばかりで、これは誰に習うようにして、これは誰と交渉して・・・など。練習生本人にさせていたら、かなり困惑していました(笑)うちは自主性を尊重する会社ですが、指示されないと動けない練習生もいますから、心理相談の専門家をチーム長と呼んだこともあります。その方が性格的な側面でプログラムを構築し、それを基にシステム化して、あらゆる事を総括できる基礎評価システムを作り上げました。私は新人開発チームに、基本的に「音楽が好きではない子とは話したくない」と要求していましたからね。
 
>>音楽が好きではないのに、歌手を目指すとは・・・
 
ただ漠然と芸能人になりたい!というだけの子とは話したくありません。もちろん芸能人になりたい!と願うことは良いことです。ただ、芸能人が目的なのに「とりあえず歌手でもやってみよう」という子とは仕事をしたくないという意味です。順序の問題ですね。 歌が上手なのと、芸能人になることはまた違うことですから。反対に「本当は音楽がやりたいけれど、まずは芸能人でも」というのも嫌いです。それなら、ステージに立たず音楽だけやれば良いだけの話です。私はステージも、音楽も、全てを愛するべきだと思っています。
 
>>最近、使われるようになった「エンターテイナー」ということでしょうか?90年代には無かった概念ですよね。
 
なかったですね。私は音楽を愛し、自律性もある「多面体」のようなメンバーを望んでいました。ちょうどバンタンのデビューは、私が求めるニーズと市場のニーズとがよく合っていたように思います。今はアイドルにも実力の他に、アーティストとしてのカリスマ性を世間も求めているでしょう?内面にあるものを上手く表現できる人材が良いメンバーであり、会社はそこをより育て上げる場所なのだと思っています。

>>普通、他の事務所では、新人アイドルグループには、会社が「次はこんなコンセプトで行くぞ」と細かく指示すると思うのですが、防弾少年団に関しては、スタッフ全員で、メンバーを中心に活動を考えているようですね?
 
はじめから『自分が何をしたいのか?』が明確に分かるメンバーを求めていましたし、結果的にそのようなメンバーが集まったことが幸せです。ですが、メンバーに100%頼ることはしていません。メンバーが基本をとらえ、不足した部分は会社が補います。
 
実はバンタンはアイドルとしては少し特殊なのですが、本人がマネジメントと協議し、自分のスケジュールを自ら調整しているのです。事務所に決められたスケジュール通りに動いているわけではありません。防弾少年団の場合、メンバーが直接、音楽製作にも携わっているので、自分のスケジュールも自分で管理しなければならないのです。それが出来なければ、そもそも次のレコーディングが出来ませんから。衣装も着たいものが明確で「防弾少年団」のコンセプには、メンバーの哲学が半分以上組み込まれています。 
 
 
つづく
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今日で終わると思ったっしょ?www
甘いな・・・ダテに「ロングインタビュー」なんて名前付いてませんよ!( ̄□ ̄;)!!
なんと!恐怖の「上・中・下」巻仕様になることが、この時点で決定いたしました~パチパチパチ♫
 
 
次は、将来の構想や、PDニムがバンタンが売れる!と確信している根拠。についてなどです。
インタビュー③でいよいよ最終回で~す!
インタビュー③ → ★ お引越し記念「バンPDインタビュー③」
 
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