こんにちは。
今日は、「いきもの」について、わたしが思うことです。
スルーしていただいて構いません。
先週、身近で、悲しいお別れがありました。
飼い主さんは山のような後悔を抱えて、苦しんでいます。
わたしも、そうでした。
後悔しか残らない。
悲しみしか残らない。
その子にとって、最善のことを選択してきたつもりなのに、
それが正しかったのか、自分のエゴではなかったのか。
そればかり考えてしまう。
病気だった子との別れや、天寿を全うできずに迎えてしまった別れは、
苦しめてしまった記憶だけが残り、
楽しくて幸せだった・・、そんな温かな記憶は一瞬で消えてしまう。
ああすればよかった。
こうしなければよかった。
あのとき。
あのとき。
やっぱりあのとき!
後悔の範囲を越えた感情に、押し潰されてしまう。
最期に見た辛そうな仕草が脳裏に焼き付いて、
気持ちがかき乱されてしまう。
そんなときは、夢の中でさえ会うこともできない。
愛犬マリンの首輪は、最後にかけた場所から動かせず、
もう5年以上が過ぎています。
オカメインコのハクのケージも、そのままです。
最近、トイプーのあんずが、マリンと同じような目で、
わたしを見送ってくれるので、
ドアを閉めて、胸がむぎゅっと締め付けられたりします。
片づけをしていると、部屋のあちこちからハクの遊んだ跡が見つかって、
いつのまにこんな場所を?って、
喉の奥が熱くなり、わたしは動けなくなります。
だから、時々、時間が止まります。
悲しみの深さは、ひとそれぞれ。
だから、簡単に「元気出して」とは言えない。
でもね、ちゃんと悲しんで、ちゃんと消化して、
顔を上げて、笑ってほしいなって思うんです。
飼われていた動物たちは亡くなると、「虹の橋」のたもとへ行く。
そんな話をご存知ですか?
みなさん、きっと知っていますね。
その続きがあることも知っているかしら。
わたしにとっては、ここが一番乗り越えなければならないところでした。
そして、わたしが出会った愛すべき存在の意味を知ったのです。
よかったら、読んでください。
虹の橋 <第1部>
天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛し合っていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまは降り注ぎ、みんな暖かくて幸せなのです。
病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
まるで過ぎた日の夢のように・・・
みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・・。
動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。
突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶようにあなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。
幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。
それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。
虹の橋にて <第2部>
けれど、動物たちの中には、様子の違う子もいます。
打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されることのなかった子たちです。
仲間たちが1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、
橋を渡っていくのを、うらやましげに眺めているのです。
この子たちには、特別な誰かさんなどいないのです。
地上にある間、そんな人は現れなかったのです。
でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、
誰かが立っているのに気づきます。
その人は、そこに繰り広げられる再会を、
うらやましげに眺めているのです。
生きている間、彼は動物と暮らしたことがありませんでした。
そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されなかったのです。
ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近づいていきます。
どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。
そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、
そこに奇跡が生まれるのです。
そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。
地上では巡りあうことができなかった、
特別な誰かさんと、その愛する友として。
今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、
苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。
彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです。
雨降り地区 <第3部>
こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシト冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。
大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも・・・。
でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、
出て行かない子達もいるのです。
地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。
死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているのです。
ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。
命の儚さと愛しさを・・・
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを・・・
その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。
思い出してください。
動物達が残して行ってくれた、形にも言葉にもできない様々な宝物を。
それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。
わたしは・・、
生前マリンを諦められず、長く苦しめてしまいました。
亡くなってからも、わたしの悲しみはマリンの体を冷やし続け、
それは、わたし自身も冷やしていたように思います。
そう思うと、それがつらく、また涙が流れたものです。
長く、冷たいときを過ごしました。
だからこそ、ハクとの別れで、
鳥であるハクを冷やしてはいけないと、
それでは、一緒に暮らした日々がムダになると、
そう信じ、いろいろ努力はしましたが・・、
結果はご想像通り、ハクは寒い思いをしたと思います。
ぴこちゃんに、降り注ぐ雨が、1日も早くやみますように。
ついでのように、また濡れてしまったであろう「ハク」の羽が、
すぐに乾きますように。
そして、その雨が愛情の雨だということに、
きっとこの子たちは気づいてくれていると、思うのです。
「いきもの」を通して、わたしはたくさんのことを知りました。
とりわけ「インコ」を通して、たくさんのものを慈しむ気持ちを持てました。
命は儚い。
本当に儚い。
そして、当たり前のことなんて、世の中にはひとつもない。
わたしたちの命は、たくさんの命の犠牲の上に成り立っています。
消費されるためだけに、生かされている命があることも、
絶対に忘れてはいけないのです。
無駄な殺生をしない。
(食べ残しをしない。無駄に買い求めない。)
そして、わたしは「リアルファーは絶対買わない、買わせない」。
生体の店頭販売も、断固反対です。
ひとは自分のためだけに生きるには限界があります。
繋がっていく命を少しでも守れたらと思います。
まずは、わたしにできることから・・。
ぴこちゃん、ぴぃちゃん。
安らかに眠ってね。
幸せな時間を、ありがとう。
コメント欄、閉じています。
いつもありがとう。