2011年11月6日放送


「チョコレートコスモス」  作・これっち

設定

「桜の咲く頃に」「山奥」で「TSPのタレント」が「迷子」になった。


登場人物

ノハラ

これっち


 私たちは、合宿をしに山に来ています。。

 大自然に囲まれたペンションの周辺では伝説の花が見られるとか。

ノ「伝説?」

こ「そう、伝説! チョコレートの香りがする花が咲いてるんだって。」

ノ「へぇ~」

こ「しかも咲いてるのはちょうど今頃らしいよ。」

ノ「見てみたいなぁ」

こ「時間もあるし、探しに行ってみる?」

ノ「よし、探しに行こう!」


 こうして、伝説の花探しが始まりました。

こ「探すと言ってもチョコレートの香りがする以外の情報がないから、どうやって探す?」

ノ「伝説っていうくらいだから、人のいないところに咲きそうだね。山の方に行ってみよう。」

こ「うん。」

 しばらく歩くと、山道に入った。

ノ「それっぽい感じの所に出たけど、ここからだな。」

こ「花は咲いてるけど、コスモスだしなぁ。」

ノ「そのコスモス、チョコレートの香りはしないの?」

こ「しないよ。普通のコスモスだし。」

ノ「いや、チョコレートの香りがするコスモスがあるかもしれない。そしたら伝説になるでしょ?」

こ「まぁそうだろうね。コスモスなら咲く時期も秋だし。」

ノ「そうに違いない!」

こ「そうだとしたら、色は? やっぱチョコレート色?」

ノ「う~ん」


 私たちはさらに山道を進んだ。


こ「あれ?」

ノ「ん?」

こ「なんか甘い匂いしない?」

ノ「うーん、なんとなく。・・・あっあの花、今まで見たのと違くない?」

こ「なんか色が濃いね。」

ノ「もしかして! よし、行こう!」

こ「ちょっとノハラ待って~」

ノ「あーやっぱり、この花だ! チョコレートの香りもする!」

こ「ノハラ凄い! コスモスにチョコレートの香りがするのがあるんだね。」

ノ「社長にも見せたいなぁ。」

こ「そうだね。でも、咲いてる花を勝手に取るのはいけないから、写真で我慢してもらおう。」

ノ「ダメなの?」

こ「落ちてるのだったら大丈夫だけど、生えてるのを取ったりしないのが山でのルールなんだよ。」

ノ「1つくらいって思うけど、しかたないね。」

こ「さーて、写真も取れたし、帰りますか。」

ノ「そうなんだけど、夢中になって歩いてたから、道がわからないんだよね。」

こ「えっ!? 私もノハラの後をついてきたから道なんて覚えてないよ。」


 まさかの迷子? 私たちは無事に帰れるのでしょうか。


ノ「なんとなく戻ってる感じはするんだけどな。」

こ「そろそろ日が傾いてきたし、早くしないと暗くなってきちゃうね。」

ノ「そりゃまずいな。」

こ「そうは言っても疲れたし、少し休憩しようよ。」

ノ「あぁ、いいよ。あそこに岩があるからそこに座ろう。」

こ「そうだね。」

 座って休んでいると、見える景色が初めて通った道に思えなかった。


こ「ノハラ、なんかこの道って、通った事ない?」

ノ「同じ道をぐるぐる回ってたからとかじゃないの?」

こ「そうじゃない。たぶん今座ってる岩を行きに見た気がするんだよね。」

ノ「そうだっけ?」

こ「そうだよ! 社長が途中で『酒飲みたい~』って言いながら座ったじゃん。それってこの岩じゃない?」

ノ「そう言われると・・・って事は、このまま上がって、あっ!」

こ「どうしたの?」

ノ「あそこの光って泊まってるペンションのじゃないかな。」

こ「そうだ! よかったぁ~これで帰れるよ。」

ノ「いやぁホッとした。それにしても、迷子になったと思ったら、行きに通った道に出てたとはね。」

こ「こりゃ笑い話だね。」

ノ「まったくだね。」

二人「()


 こうして私たちは伝説の花、チョコレートコスモスを見つけ、無事に帰り、合宿は続いたのでした。