皆さまこんにちは!これっちです。
久し振りにボイスドラマ@TSPで読むために書いたこれっち脚本をUPしようと思います。
初めて書いたのが今年の2月。それから9作品くらい書いてます!
「脚本なんて書けないよ~
」
なんて思ってましたが、人間やればできるものですね![]()
今回はラジオ内のゲーム「いつどこゲーム」から生まれた設定で書いた作品です。
※いつどこゲームとは?
出演メンバーが「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」かをそれぞれ紙に書いて、シャッフル!
それを番組内で順番に読み上げていきます。
できあがった設定でボイドラの脚本を書くというものです。
ではまず設定から。
いつ → 100年後
どこで → 森の中で
誰が → 赤ずきんが
何をした → 子どもを産んだ
そして出来上がったのがこちら↓
「5代目赤ずきん」 作・これっち
守山 紅美 … 5代目赤ずきん。18歳。
母 … 4代目赤ずきん。
狩野さん … 赤ずきんに出てきた猟師の娘
狩野 輝(ひかる) … 狩野さんのひ孫。12歳。
狩野 護(まもる) … 輝の兄。20歳。
紅美 「私は紅美、18歳。この3月で無事に高校を卒業して、これからは花嫁修業って言えば聞こえはいいけど…、単なる家事手伝い。なんで頭巾なんて縫わなきゃいけないのぉ」
母 「紅美―? 狩野さんの所へ行くんでしょ?。早くしないとバスに乗り遅れるわよ~」
紅美 「はぁい! 今行くってばぁ。……なんで花嫁修業かって説明は、時間があったらねっ」
母 「これが狩野さん家までの地図ね。気をつけて行きなさいよ。」
紅美 「はぁい、ママありがと。いってきまぁす♪」
紅美 「今向かってるのは狩野さんという、猟師をやっている人の所。そう!皆が知ってる赤ずきんに出てくる猟師さんの子孫。さらに私は赤ずきんの子孫。5代目なの。代々赤に関する名前を付けていて、私は「紅が美しい」と書くの。それで今日はお話を聞きに会いに行くんだけど……うわっ、バスに乗り遅れる、急げ~!」
母 「大丈夫かしら、あの子。紅美の母である私が、代わりにお話しますね。100年前、初代赤ずきんが、助けてくれた猟師とある約束を交わしたの。そのため守山家では、18歳になると、次の世代のために赤ずきんを縫う習わしがあるの。でも紅美は裁縫とか全然できないのよね……」
無事にバスに乗れた私は、狩野さんの家の前に着いた。
紅美 「こんにちはー。」
輝 「おぅ、ばあちゃんに何の用だ。セールスならいらないから帰れっ!」
紅美 「いえ、そうじゃなくて私は……」
護 「輝、お客さんだろ。ふざけてないで、奥に案内しろよ。」
輝 「昨日そういうのが来たんだもん。……わかったよ。どうぞー」
紅美 「お邪魔します。」
狩野さん「あら、あなたが紅美ちゃん?遠い所からよく来たわね。いらっしゃい。」
紅美 「狩野さんこんにちは。突然すみません。」
狩野さん「いいのよ。あ、ちょうど良いわ。護、紅美ちゃんに狩りの話をしてあげて。」
護 「俺でよければ、狩りをするところをみせてあげようか?」
紅美 「本当ですか? ぜひお願いします!」
私と護くんは森に行き、護が狩りをするのを見せてもらった。
護 「最近は、あまり狩りもできなくなったからね。でもひぃじいちゃんに憧れるから、少しでも近づきたくて俺も覚えたんだ。」
紅美 「そうだったんだ! お話に出てくる猟師さん、カッコイイよね。私の憧れの人だよ!」
護 「尊敬するひぃひぃじいちゃんを褒められると嬉しいよ。」
紅美 「護さんの狩りする姿もカッコ良かったよ!」
護 「本当に? ありがとう。俺、くみちゃんの笑ってる顔、可愛くて好きだよ。」
紅美 「あ、ありがとう。」
護 「さ、そろそろ帰ろうか。俺、バス停まで送るよ。」
紅美 「うんっ!」
そして、家に着き、
紅美 「ただいまー! おかあさーん、聞いて聞いてぇ♪」
母 「いいことがあったのね?」
紅美 「未来のだんなさん酵母、見つけちゃった!」
母 「もしかして、護くん?」
紅美 「な、なんでわかるのー?!」
母 「やっぱりね。それならこっちとしても話が進めやすいわ。」
紅美 「え?」
母 「内緒にしてたんだけど、ひいおばあちゃんと、狩野さんのひいおじいちゃんがね、いつか自分たちの子ども同士を結婚させようって約束してたのよ。やっとそれが叶いそうね。」
紅美 「そんな約束してたの!? ……でもそれが護くんなら嬉しい!」
母 「あら。じゃあ、狩野さんとお話しなくっちゃ♪」
紅美 「もぅ、お母さんの意地悪ぅ」
母 「まぁまぁ、後はお母さんたちに任せておいて!」
こうして、話はとんとんと進み、私と護くんは結婚をした。
新居はもちろん、ひいおばあちゃんとひいおじいちゃんが出会ったあの森の近く。
そして翌年、私達の間に女の子が生まれた。
6代目赤ずきんの誕生である。
紅美 「あなたには私が、赤い頭巾を作ってあげるからね。」
完
この脚本の感想を頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します!
これっち