昔々のそのまた昔のことです。
新聞に大きく掲載されていた《募金》の広告がありました。
今でもよく目にする◯◯円あればこの子たちに給食を提供できます、みたいなヤツだったと思います。
地域紛争に巻き込まれてか何かで、この子たちはお腹を空かせています。生き延びるためにはバッタでも口に入れます。カタツムリも気持ち悪いけど口に運びます。と募金の宛先となる子供達の窮状を訴えていました。
でも、それだけなら心には残りません。
ふーん、気の毒にとか
日本に生まれて良かったで終わりです。
その後に続いた文章のインパクトが強烈だったのです。
それは淡々とこう続きました。
一方で、ヨーロッパでは豪勢なお抱え運転手付きの自家用車に乗り贅沢な衣装や宝石で着飾った人々が、高級レストランと呼ばれる店にわざわざ足を運んで、大金を払って、ありがたがって《エスカルゴ》を食べています。
この文章を読んでからン十年経ちますが、今でも思い返すたびに頭をひっぱたかれる思いがします。
人間がいかに他人に冷淡か?
人間がいかに他人の不幸に無知であるのか?
人間がいかに傲慢な生き物であるのか?
人間がいかに罪深い生き物であるのか?
グルメって何様?
これが《業》と言うものか(・ω・)ノ