【専門家の成すべきこと】
先日終了したフラジャイルというドラマ。
その中で病理医と臨床医との葛藤が描かれていた。
主人公の病理医は「100%の診断を出すこと」にこだわり、
臨床医は「早く診断を出すこと」にこだわる。
臨床医が早く診断を出したい理由は様々。
診療件数を上げるためだったり、自分の能力を誇示したいためだったり、患者の不安を解消するためだったりする。
これらの臨床医のスタンスには、
プロ意識、責任感、類型化、プロセスの追求がある。
その行動には、自己啓発する、能力を習得し高める、経験を使う、という特徴がある。
一方、主人公の病理医のスタンスには、
真摯さ(真実を基準に、誠実さを前提に、貢献を目的とする)、個別化、成果の追求があり、
その行動には、古くし新生する、本質を追究する、感性を使う、という特徴がある。
それぞれをひとことで表すと、
前者は、やるべきことをやって成果は問わない(出るに任せる)。
後者は、成果をだすためにできることはなんでもやる。
どちらが患者の成果を出せるかは明白。
患者の命を扱う究極の世界であるからこそ、
専門家の本質、本当に成すべきことがわかる。
残念ながらドラマは終了しましたが、DVDが発売されるそうですし、同名の原作マンガもあるそうです。
専門家の方はぜひDVDをご覧になるか原作を一読されることをおススメします。
強みを生かすということの本質を知りたい人にも強くおススメです。
(こちらは2016年3月26日にFacebookに掲載したコラムです)
