幼稚園に入って。ひなちがまずやりたかったこと。

園庭開放に何回か連れて行って、いつも乗れなかった きかんしゃトーマスの足こぎ機関車。



線路のレールが敷いてあって。
ほんの、数m進むだけ。
子どもたちは、とっても魅力的なおっきな乗り物なのだ。


幼稚園に入って 絵の具使ったカリキュラムを終えて、先生に、

「手を洗いに行ってきてね?」

と、言われるなり。ひなちは、そこで。


(*゜ロ゜)ハッ!!いまなら、だれもおだんかだ。
トーマスのりほ。しめしめ…( ̄▽ ̄)ニヤリッ
チャ〜ぁンスっ!( ̄▽ ̄)ニヤリッ


上履きのまんま、外に出て。
ひとり占めして、トーマスをひたすら漕いで遊んでいました。

ひなちの教室はトーマスから結構離れた2階の年中さんのもも組さん。でした。
1階の年少さんの担任のせんせが、動いてるトーマスを不思議に思って様子を見に来ると、上履きのまんま トーマスをひたすら漕ぎ続けているひなちを確保して。
教室まで連れて行ってくれたそうです。

その頃は、もも組のとてもかわぃい顔をした ガッキーと長澤まさみをひっつけたとてもとても かわぃい長身のおんなの先生が、取り乱して 隣のクラスのメロン組の仲よくしてる先生と一緒にひなちを探し回ってくれていたそうです。

おちついてから先生は、ひなちに


先生 : 上履きのまんま 外に出たらアカンやで?

ひなち : ( ´◔ ‸◔`)?


先生も、説明がしにくくなってしまって。
ことの騒動をお迎えに行った時に、報告を受けました。


後日談…………


どやって、伝えようか数日考えて。


おうち帰って、靴をふつーに脱いで上がる時に、ストップかけて。
わたしは、玄関の段差に腰を降ろして ひなちにわかりやすく説明した。


わたし : ほら、おうちあがるとき 靴履いたまんま おうち入らへんやろ?

ひなち : ぅん。あたりまえやん( ̄^ ̄)

わたし : じゃぁ…なんで?上履きの靴のまんまトーマス漕ぎに行ったん?お遊びの時間でもないのに?

ひなち : んとな?えのぐおわったかだ…
いまやっただ だでもおだんとおもってなぁあ?
ひなち、ひとりこっちでのりほやなぁ。っておもったねん。

わたし : いつも、お遊びの時乗られへんの?

ひなち : ぅん…ずんばんこ。ってゆっててもなぁあ?だでもかわってくでへんねん…
だから…だでもおだんときにのったねん…

わたし : ……・''・……
そぉか…

ひなちなりのトーマスに乗れるタイミングを見つけただけだったのだ。それなのに、先生に毎回連れ戻されて。
挙句、お叱りを受ける。の、繰り返しで ひなち はさぞおもしろくなかっただろぅ…

ひなちからすれば、なんで怒られてるのかわからないでいる。
人がいなくて乗ってなにがダメなのか。


小学校に入るための準備として。カリキュラム制の私立の幼稚園に入れたのだけれど。

わたしの選択は間違っていたのだろうか?

ひなち は、純粋に

「トーマスに乗りたいっ。」

と、思った行動だったのだ。
文章でサラサラと書くには、

しっかりスムーズにしゃべってるやん?

と、思う方も多いかもしれませんが、こんだけはなし聞くのにだいぶいつも苦労するんですね。

基本。ひなち は、

「だってなぁあ?」
「んとなぁあ?」
「ぇとなぁあ?
「……んと…」
「……ぇと…」






と、挙句には黙りこんでしかめっ面になってしまうのだ。

「……・''・」

決して、誘導してはいけないしね。
次、口を開くまで『待つ』しかないのだ。

ひなち は、結局。満足いくまで

【トーマス事件】

を、常習化していた。
ひなちの気持ちを聞いてからわたしも強く

「ダメっ!!」(# ゜Д゜) 

と、言えなかったのだ。
そして、しばらくして 先生からの報告を聞かなくなったある日。
ひなちに、

わたし : 最近、トーマス乗ってないの?

ひなち : ぅん。も。いだん。


凹○゙ コテッ
そかそか…満足したのね?
よかったねぇえええっ?!( ꐦ ¯−¯ )

満足すれば、いらなくなる。

わたしは、ムリに取り上げることしなくてよかった。
と、思った。それまで理解することなく毎回毎回、教室に連れ戻されては担任の先生に怒られ。
先生にも、迷惑かけてしまったな…

たまぁあにっ!!ごくごく稀に、悩んでる間に時間が解決してくれることもある。

と、遠い昔のはなしを一気に思い出したはなし。でした。




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