秋になると、
大手着付け教室などの
テレビCMや新聞の折込広告などを
目にする機会が増えてきます。
そこには
「たった◯回で、着付けが身につく」
「簡単で早い」
なんて言葉が目につきます。
さてさて、着付けって
何回で着られるようになるでしょうか?
〈着物が着られる〉というのを
どういう状態をいうのか、
いろいろな条件もありますが、
『きものABC』の手順では
↑ 実際にこちら、うちの娘。
私が娘に着物を着せたのではなく、
私が《着付けの手順》をナビゲートして
それに合わせて
娘が自分で初めて着物を着ました。
その時の様子は、コチラ。
https://ameblo.mom/kimono-abc/entry-12449793823.html
https://ameblo.mom/kimono-abc/entry-12664661564.html
これは、
うちの娘だからというわけではなく、
《着付けの手順》とは
そういうものなのです。
『きものABC』の着付けレッスンでは、
ただ、なんとなく
何回も何回も
やみくもに着物を着て、
「そのうち、
だんだんと着られるようになるので、
がんばって練習をしてね」
なんてことは言いません!
着物の構造と身体の骨格にあわせて、
着物を身体に纏わせていくと
着物が自然ときちんと着られるように
ナビゲートしていきます。
着物がうまく着られないというのは
どういう状態なのかを
理解しているので、
ナゼそうなるのか、
どうすればキレイな状態といえるのか
すべてをきちんと理論的に解説ができるので、
それに従って
着物のどこを
どのように持って、
着物のどの部分を
身体のどの位置にあてて
どの向きに どの方向に手を動かせば、
どういう状態になるのか、
それを文章にしてあるのが
《着付けの手順》なのです。
その《着付けの手順》に従って
手を動かしていけば、
〈着物が着られる〉ようになっています。
では、
『きものABC』の着付けレッスンは、
1回でいいのか、
といえば、決してそうではありません。
それは、1回 《着付けの手順》をきいて
そのとき着物が着られたからといって
その状態を
着付け教室として、
〈着物が着られた〉状態とは
するわけにはいかないのです。
理由は、わかりますよね。
1回きいて、出来たからといって
覚えているわけではないので、
その状態を〈着られた〉と
いうわけにはいかないのです。
そして、
人って一度に
たくさんのことを覚えることって
出来ないのですよ。
というわけで、
『きものABC』の着付けレッスンでは、
〈着物が着られるかどうか〉よりも
いかにして
〈記憶してもらえるようにするのか〉
を重要としているのです。
『きものABC』でのレッスンでは、
現在、
着物の着方と名古屋帯の一重太鼓の結び方を
全8回のレッスンで
習得してもらっています。
この8回というのも、
はじめから終わりまでの
ひと通りの着物の着方を8回するのではなく、
着付けの全体の工程を
細く分割して、
1回目では、ここまで
2回目には、1回目の復習をして
新たにこの部分を覚える、
3回目には、前回の復習をして
新しいことを覚える、
そのような流れで
レッスンを行っています。
もちろん、
記憶力には個人差がありますし、
自主的に
レッスンの時の他にも復習をこなして
8回のレッスンを必要もせずに
着物を着られるようになる方も
おられます。
でも、
8回と設定しているのは、
みなさん、なんだかんだ忙しくって
なかなか、合い間に自宅で
着物を着る復習の時間を取ることが
難しい人が多いのですよ。
そんな人でも、
着付けレッスンのときに
復習をするので、
その中で、だんだんと覚えて
〈着物が着られる〉ようになるのです。
最後にまとめますと、
「何回で着物が着れるか」
というよりも
「何回で着付けを覚えられるのか」
が重要で、
個人差もありますが、
『きものABC』では
8回で、着物と名古屋帯のお太鼓結びを
習得していただけるように
着付けレッスンをおこなっています。
「たった◯回で」という言葉には、
「簡単で早い」ので、
いいように思うかもしれませんが、
自分の記憶力のことも考えて
その「たった◯回で」
本当に着物が着られるようになるのか
考えてみるといいかもしれませんね。
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