人の話を聴いているとき、


「それって、いつの話?」
「誰のこと?」
「なんでそんなことに?」
「何をしてそうなったの?」
「どこであったの?」
「どのくらい?」


など、気になることが出てくることもあると思います。


仕事の話などは、「いつ」「どこで」「誰が」「どのようにして」「いくつ(いくら)」「何を」「なぜ」など、細かく詰めておくことは必要です。(いわゆる『5W2H』ですね。)


『5W2H』をはっきりさせておくと、トラブルが起こる確率を低くすることができます。


しかし、愚痴や悩みを聴く際は、そんなに必要ではありません。


相手は、細かい話よりも、まずはモヤモヤした感情や怒りの感情を吐き出したいのです。


「いつの話?」「誰のこと?」「どこで?」など訊かれると、相手の話す気を削ぐことになります。


「なんか話す気が無くなった…。もういいや!」となり、もうあなたに愚痴や悩みを打ち明けてくれなくなるかもしれません。


話の途中でいろいろ気になっても、とりあえず最後まで、相手の話が一旦落ち着くまで、待ちましょう。


「ウンウン」
「そうなんだ〜」
「なるほど」
「大変だったんだ〜」
「辛かったんだね」


と、相手に共感を示してあげましょう。


あなたが質問をしなくても、相手の話が進むうちに自ずと分かってくることも多いですし、感情が落ち着いたら冷静になって細かいことも自分から話すようになります。


相手の話があまりに支離滅裂で、段取りよく話すことができない人だと、聴いている方からするとすごく気になるとは思いますが、そこはグッと我慢。


そもそも、人は、深い悩みやストレスを抱えているときは、冷静に順序よく話すことなんてできないんです。


相手の話が分かりにくいと感じるときほど、相手の悩みやストレスは大きいということです。


相手の話を聴くことは、相手の心を救うこと。


相手の気持ちに寄り添って、聴いてあげて欲しいと思います。