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ものすごい久しぶり、のお酒にまつわるエッセイ
酒癖」シリーズ・第11弾!!
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人知れず本ブログ上でひっそり続けているエッセイ「酒癖」、
久しぶりの更新である。


さて、みなさんは、「酔っ払って人前で寝てしまった女」に今まで会ったことがあるだろうか?

私は、ある。

というか、私もその当事者である。


もう10年ほど前になるだろうか。
当時勤めていた会社の同僚の家で
お昼からお好み焼きパーティーをした。

昼間のビールは、まわる。すごくまわる。

その日、夜、私は母の営んでいた居酒屋にバイトに行く予定だったのだが、
仲のいい同僚&先輩たちに囲まれ、
楽しい話題とできたてのお好み焼きをアテに飲みすぎ、
いつの間にか意識を失っていた。

目が覚めたら、なぜか外は暗い。

同僚&先輩たちは、私をほったらかしで
トランプで盛り上がっている。

「あ、わたし、酔っ払って寝ちゃったんだ」
ということを自覚するのに
約1分ほどかかった。

携帯を見れば、母から複数回の着信。
時間は夜の7時半。

「あーあ、やっちまったな」と思った。

床の上で、クッションを枕に寝ていた私。

手鏡で自分の姿を確認したら、化粧はすでにほとんど取れている。
爆睡しすぎて、コンタクトを入れている目が乾いて痛い。

我ながら、色気がない。

寝ている最中、たぶん口は開いていただろう。
なぜなら喉はカラカラだ。

男性社員も何人かいたというのに…。

かっこわるい。

だが仕方がない。




母の居酒屋を手伝っていたとき、友人と飲んだとき、
「酔っ払って人前で寝てしまった女」に
たまに遭遇することがある。

友人の中には、
初対面の男性グループにからんで勝手に飲みまくって
勝手にぶったおれてイビキをかいて爆睡した強者(※女)もいた。



酔っ払って人前で寝てしまう女性は
私を含め、色気がない。

でも、悪人ではない。

彼女たちは一様に、ただ疲れているだけなのだと
この世知辛い世の中を渡り歩くには少し不器用なだけなのだと
自分に正直すぎるのだと
私は言いたい。