こんにちは。渋谷佳子です。
時々ふと、思い出す人っていませんか?
私は1人の女性のことを思い出すことがあります。
今、刑に服している彼女のことを。
彼女とは顔見知り程度で
友達ではなかったけど、
彼女が留置されている時に一度だけ話をしたことがあります。
私が話したくて会いに行ったから。
彼女は私が会いに来たことをとても喜んでくれているように感じました。
(相手が承諾しないと面会は出来ないシステムらしい)
誰かと話がしたかった
話を聞いてもらいたかった
そんな印象。
私は閉所恐怖症なので、
いくつかの廊下を通るたびに鍵をかけられ、
よくドラマで見る、あの狭い窓のないつぶつぶの対面ガラス?の面会室に入って外から鍵をかけられたときには
プチパニック。
一気に血の気が引いて具合が悪くなりました。
でも数分後に彼女が現れたら
不思議と
涙が出ました。
彼女もたくさん謝ってたくさん泣いていました。
お互い初めて話すのに。
彼女には子どもがいます。
ニュースではたびたび目にしますが、
私は初めて、身近でママが犯罪者になってしまう現実を知りました。
今どんなことを思い、
どんなことを考え
毎日を過ごしているのか
彼女が外に出てきたとき、お互い何を話すのだろうか
そんなことをふと、思うときがあります。
彼女のしてしまったことは紛れもなく犯罪であり、
子どもの笑顔を奪ってしまったことも事実。
でも、
実際、そうなってしまう理由が彼女の中にあったのも事実。
彼女から私宛に送られてきた手紙には
私の名前はもちろん、ありとあらゆる漢字が間違っていました。
もちろんわざとでないことは
文面から伝わってきます。
そのことからも、彼女の背景がいろいろと想像できました。
しばらくは、
「もっと早くに気づけていたら何かが変わっていたのかもしれない」
なんて後悔の言葉が心の中を占めていたけど、
今は
「これから私にできることがあるとしたら、それはなんだろう?」
と前を向き、ずーっと自問自答しております。
まだ答えは出ないけど、
私の中にこれだけ大きく残っているということは
無意味でないことは確かで、
たぶん未来の私は、その意味を絶対にわかっているはずなんです。
だから
いつか降ってくることを信じて、
いつか彼女と出逢えたことに
心からありがとうが言える日が来ることを妄想して
私は私の今できる、精一杯のことをやっていこう。
子どもたちが心から笑いあえるために!!
今日もご覧いただきありがとうございました!
