たいめいの『カレータコ部屋 ときどき築地』 〔お店データ〕

店名:Ratna Cafe(ラトナカフェ)

住所:京都府京都市中京区岩上通蛸薬師下ル宮本町795-1

TEL:075-812-5862

営業時間:平日 11:30~14:30(L.O.) 17:00~20:30(L.O.)、土日祝 11:30~20:30(L.O.)

定休日:火曜・水曜

お店HP:http://www.h3.dion.ne.jp/~ratna/

評価:★★★★☆



 昨年の「dancyu」のカレー特集で「スパイスカフェ」 とともに紹介されており、京都を訪れた際には是非とも行ってみたいと思っていたお店だ。


 まずは、お店の外観に驚く。町家そのものなのだ。看板が立っているが、よく注意して歩かないと通り過ぎてしまうだろう。観光客の集まる地域とは離れているし、偶然通りかかっ人が入れるとは思えない。お客さんは皆、何かでこのお店のことを知った人ではないかと思う。


たいめいの『カレータコ部屋 ときどき築地』


 中に入って、また驚く。正面には中庭があり、開放的な空間が広がる。ゆったりとした木のテーブルとイス。店主の風貌のせいもあるかもしれないが、どこか東南アジアの寺院を思わせるような雰囲気だ。普段は店内の写真を撮らない私だが、これは撮ってしまいたくなる。


 さて、ランチタイムはセットのみ。カレーを野菜、チキン、フィッシュ、エビの中から1種類を選ぶ。それに、ライス、ダールカレーとサブジ、チャイが付いて800円。私は、「南インドのケララ風」と書いてあったのに惹かれてフィッシュにした。ライスは玄米か白米を選ぶので、玄米にした。


たいめいの『カレータコ部屋 ときどき築地』


 フィッシュカレーは、タマリンドの爽やかな酸味。そこから、スッと辛さが出てくる感じ。


 ダールカレーはあっさりして、非常においしい。特にこれといったポイントがあるわけではないのだが、豆の甘さと出しゃばらないクミンの風味が、玄米にとてもよく合う。


 サブジは2種類で、「レンコン」と「ナス、じゃがいも、ゴーヤ」。セットなのに、それぞれ違った味付けで、凝っている。


たいめいの『カレータコ部屋 ときどき築地』


 こちらは、「レモンですが、インド版の梅干しみたいなもので、ご飯にかけて食べてください。」と言って持って来たもの。なるほど、心地よい酸味が味を引き締める。


たいめいの『カレータコ部屋 ときどき築地』


 食後のチャイも、落ち着いていただける。


 京都まで来ているせいもあるかもしれないが、ここまで「異次元」の空間は初めてだ。大袈裟に言うなれば、悟りの境地の中でカレーを味わうようなもの。こちらの神経が研ぎ澄まされ、食材とスパイスの繊細な味わいがよく伝わってくるような気がする。